脳トレ四択クイズ | Merkystyle

食欲不振やおう吐が見られたら注意!猫の聞き慣れない「6つの病気」実体験

猫の聞き慣れない病気は、健康診断だけでは見つけにくい場合も。そういった病気を初期で発見するには、ちょっとした異変を見逃さないことが重要です。今回は、食欲不振やおう吐の症状から思いがけない病気が発覚した飼い主さんの体験談を紹介するとともに、それぞれの病気の特徴を獣医師の山本宗伸先生に解説していただきます。

愛猫が発症して初めて知った病気1.消化管好酸球性硬化性線維増殖症
毛布の上に座る猫
引用元:Photo by Getty Images
Photo by Getty Images

消化管好酸球性硬化性線維増殖症(しょうかかんこうさんきゅうせいこうかせいせんいぞうしょくしょう)は、消化管に肉芽腫(免疫細胞の小さな塊)を形成して起こります。

白血球の一種である好酸球の強い反応により胃腸の壁が厚くなるため、食物の通りが悪くなり、強いおう吐を起こすことも。治療は免疫抑制剤などの投与が中心になります。

飼い主さんの体験談「検診時に主治医に相談、その後診断」


「長年、おなかの皮膚疾患で通院していた愛猫。おう吐と軟便が続いていたため、検診時に主治医に相談すると、エコー検査で異常が見つかりました。大学付属動物病院を紹介され、病理組織検査などの結果、『消化管好酸球性硬化性線維増殖症』と診断されました。

悪性腫瘍も疑われたため、そうでないことに安堵。1カ月に1度通院してステロイド剤を投与してもらい、体調は落ち着いています」(三重県 K.Aさん)

愛猫が発症して初めて知った病気2.門脈体循環シャント
あごをつけて眠る猫
引用元:Photo by Getty Images
Photo by Getty Images

食事から吸収された栄養素や、代謝の過程で生産された老廃物(毒素)は、門脈(血管)から肝臓に運ばれます。その血流が血管の異常により、肝臓ではなく全身に流れる病気が門脈体循環(もんみゃくたいじゅんかん)シャントです。

毒素が肝臓で解毒されず体内を巡り、食欲不振や神経症状などが見られます。先天性の場合、外科手術を行うことも。

飼い主さんの体験談「健康診断で肝臓に問題が見つかりました」


「半年ごとの健康診断で肝臓の数値が上がり、体重減少もあったため、二次診療の動物病院で精密検査を受けました。CT画像を見ながら、『門脈体循環シャント』と病名を告げられたときは、何のことか意味がわかりませんでした。

まだ初期で軽症だったため、投薬をしつつ経過観察をすることに。現在は自宅で皮下輸液などもしています。また、健康診断の際に血液検査で肝臓などの数値をチェック。現在は安定していますが、気になることは主治医に相談しています」(愛知県 M.Oさん)

愛猫が発症して初めて知った病気3.子宮水腫
フード皿の前に座る猫
引用元:Photo by Getty Images
Photo by Getty Images

子宮水腫(しきゅうすいしゅ)は、子宮に水がたまり、腹部が膨らむ病気。症状が進行すると腹部が圧迫され、食欲低下などの症状が出ることもあります。避妊手術中に偶然発見されるケースもあり、早い段階で子宮と卵巣の摘出手術をすることで完治が望めます。

提供元

プロフィール画像

ねこのきもち WEB MAGAZINE

「ねこのきもちWEB MAGAZINE」では、愛猫のしぐさ・特性・健康などの飼い主さんのためになる情報だけでなく、 可愛くて話題の猫写真・SNS記事など、猫好きの方も楽しめる情報を毎日お届けしています。