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介護の寝たきり度|ランクの違いや判定基準、状態に応じたケアと予防のポイントとは

介護の寝たきり度|ランクの違いや判定基準、状態に応じたケアと予防のポイントとは

寝たきりを防ぐために家族ができること

寝たきりを防ぐために家族ができること

寝たきりを防ぐには、早めの相談と、日常生活のなかで動く機会を保つことが大切です。ここでは、家族が意識したい関わり方や、環境づくりのポイントを解説します。

早めの相談と介護サービスの活用

最近歩くのが遅くなった、外出が減ったなどといった変化がある場合は、早めに相談するようにしましょう。様子をみるだけで長引くと、筋力や意欲が低下し、さらに動きにくくなることがあります。

相談先としては、地域包括支援センター、ケアマネジャー、かかりつけ医などがあります。介護保険サービスを利用できる場合は、訪問介護、デイサービス、訪問リハビリ、福祉用具のレンタル、住宅改修などを組み合わせることで、本人の生活を支えやすくなります。

家族だけで対応しようとすると、介助する側の負担も大きくなります。早い段階で専門職に相談することで、本人に合った支援方法や安全な介助の仕方を確認できます。

日常生活で意識したい動作と環境づくり

寝たきり予防では、特別なことをするよりも、日常生活のなかで動く機会を減らさないことが大切です。例えば、食事はできるだけ起きて食べる、着替えや洗顔を続ける、トイレまで移動する、短い距離でも歩くといった動作が、身体機能の維持につながります。

ただし、転倒の危険がある環境では、無理に動いたり、日常生活動作を行ったりすることは逆効果です。床に物を置かない、段差を減らす、廊下やトイレを明るくする、手すりを設置する、滑りにくい履物を選ぶなど、動きやすい環境を整えることも重要です。

また、本人ができる動作まで家族がすべて手伝ってしまうと、身体を使う機会が減ってしまいます。時間がかかっても、自分でできる部分は見守り、難しいところだけを支援することが大切です。

まとめ

まとめ

寝たきり度は、障害のある高齢の方が日常生活をどの程度自立して送れているかを示す指標です。ランクJ・A・B・Cに分けられ、外出の状況、ベッドから離れて過ごす時間、車いすへの移乗、寝返りの可否などをもとに状態を整理します。
寝たきり度が高くなるほど、食事、排泄、清潔保持、移動などで介助が必要になりやすくなります。一方で、介助ではすべてを手伝うのではなく、本人ができる動作をできるだけ残すことが大切です。
また、寝たきりを防ぐためには、早めの相談と環境づくりが重要です。外出が減った、歩くのが遅くなった、日中に横になる時間が増えたといった変化があれば、地域包括支援センターやケアマネジャー、かかりつけ医などに相談し、必要な介護サービスや福祉用具を活用しましょう。

参考文献

『障害高齢者の日常生活自立度とは』(健康長寿ネット)

『認知症高齢者の日常生活自立度』(厚生労働省)

配信元: Medical DOC

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