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「尿酸値」はいくつから”薬”が必要かご存じですか?種類・副作用・注意点も医師が解説!

「尿酸値」はいくつから”薬”が必要かご存じですか?種類・副作用・注意点も医師が解説!

尿酸値を下げる薬はいつまで飲み続ける必要がある?

尿酸値を下げる薬は、服用が長期にわたるケースが一般的です。ここからは、治療が始まった後の見通しについて解説します。

尿酸値を下げる薬は長期間の服用が必要?

尿酸値を下げる薬は、長期間の服用が必要になるのが一般的で、「いつまで」という一律の決まりはありません。血液検査の数値が基準値内におさまっていても、それは薬が効いているためであるケースが多いためです。薬を中止すると再度数値が上がる可能性が高いため、いつまで薬を続けるかは慎重に検討されます。

自己判断で尿酸値を下げる薬を中断してはいけない理由

自己判断で尿酸値を下げる薬を中断してはいけないのは、薬の中断によって尿酸値が上昇し、体調悪化が起こる可能性があるためです。痛風発作の予防を目的とする場合、関節にたまった尿酸の結晶が溶けて無くなるには、時間がかかります。自己判断で尿酸を下げる薬を中断すると、血液中の尿酸値は上昇し始めます。その結果、関節に残っている結晶が再度大きくなり、痛風発作の起こるリスクが高まります。また、生活習慣病との関連を考慮しての処方である場合、自己判断で尿酸値を下げる薬を中断すると血圧や腎機能への悪影響も懸念されます。そのため、痛風発作、生活習慣病のどちらを目的とした処方であっても、自己判断での薬の中断はしないでください。

「尿酸値」の異常で気をつけたい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「尿酸値」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

高尿酸血症

高尿酸血症は、血液中の尿酸値が7.0mg/dL以上の状態です。尿酸値の高い状態が続くと関節に尿酸の結晶が溜まり、激しい炎症や痛みが起こる痛風発作が起こります。また、尿路結石や高血圧、腎機能低下、脳卒中などのリスクも高めるため、適切なコントロールが重要です。発症の原因は、過度な飲酒やプリン体の多い食事、肥満、精神的なストレスや激しい運動、脱水など多岐にわたります。治療は生活習慣の改善を基本とし、尿酸値が9.0mg/dL以上の場合や8.0mg/dL以上で合併症がある場合は薬物治療が検討されます。高尿酸血症は自覚症状が無いケースが多く、健康診断で発見されるケースが少なくありません。受診をすすめられたら早めに内科を受診しましょう。

痛風

高尿酸血症が原因で関節に尿酸の結晶が溜まり、痛みを伴う強い炎症が起こるのが、痛風(痛風発作)です。痛みが起こりやすいのは足の親指の付け根や足の関節、足の甲、膝や手の関節などで、尿路結石を伴うこともあります。痛風発作が起きているときに尿酸値が大きく変化すると発作が悪化するおそれがあるため、まずは発作を抑えてから尿酸値の治療を開始するのが基本です。なお、痛風発作を繰りかえす場合、発作の予防のための尿酸値のコントロール目標は6.0mg/dL以下となります。高尿酸血症の基準値である7.0mg/dLより低いのは、すでにできている結晶を溶かすには、尿酸値をより低くするのが望ましいためです。高尿酸血症の治療自体は内科が専門ですが、足や関節の痛みや炎症の原因がはっきりしない場合には整形外科を受診してください。

尿路結石

尿路結石とは、腎臓や尿管にできる石のような塊です。尿酸値が高い状態が続くと、尿の中に尿酸が溶けきれなくなって結石ができやすくなります。できた結石が尿管に詰まると、背中から脇腹にかけて強い痛みが現れます。尿路結石の治療方法は、水分を積極的に摂取して尿といっしょに石を排出する、外科的な治療によって体内の石を砕くなどがあります。どの方法で結石を取り除くかは、状況に合わせて判断されます。尿路結石を防ぐため、1日2〜2.5Lを目標として十分な水分を摂り、プリン体を多く含む食べ物は摂りすぎないよう注意しましょう。受診先は泌尿器科です。

配信元: Medical DOC

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