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【大阪中之島美術館】フェルメール《真珠の耳飾りの少女》が大阪へ。“最後の来日”になるかもしれない名画

フェルメールの出発点を示す初期作品も来日

本展では、《真珠の耳飾りの少女》に加え、フェルメール最初期の貴重な作品《ディアナとニンフたち》も出品されます。現在私たちが思い浮かべるフェルメールといえば、静かな室内に差し込む光、手紙を読む女性、楽器を奏でる人物などが印象的です。

しかし、画家になった当初のフェルメールは、聖書や古典神話に基づく歴史画を描いていました。《ディアナとニンフたち》は、風俗画で名声を確立する以前のフェルメールを知るうえで重要な一作となります。

ヨハネス・フェルメール《ディアナとニンフたち》1653-1654年頃 油彩、カンヴァス  97.8×104.6 cm マウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague

さらに、マウリッツハイス美術館所蔵の12作品を通して、17世紀オランダ絵画の豊かな世界も紹介されます。フェルメール作品2点に加え、レンブラント・ファン・レイン《笑う男》、ヤン・ステーン《老いが歌えば若きが笛吹く》など10点を展示。

歴史画、肖像画、トローニー、風俗画、教会内景画、風景画、静物画といったジャンルをめぐりながら、フェルメールだけではないオランダ絵画の奥行きに触れられる構成です。

レンブラント・ファン・レイン《笑う男》1629-1630年頃 油彩、金箔で覆った銅  15.3 x 12.2 cm マウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague

大型映像でフェルメールの“光”を体験

展示では、大型スクリーンによる映像体験も見どころの一つです。全長20メートルにもおよぶ映像で、フェルメールの生涯と作品に描かれたモチーフをたどり、世界各地に点在するフェルメール作品を実際の比率に基づいて紹介します。

さらに、通常では見ることのできない拡大投影によって、《真珠の耳飾りの少女》の魅力に迫ります。実物を見る前に、フェルメールの“光”の世界へ入り込むような体験ができそうです。

配信元: イロハニアート

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