サッカーW杯を全試合ライブ配信している「DAZN(ダゾーン)」の対応をめぐり、ファンの怒りが頂点に達している。16日、同社は日本対オランダ戦(日本時間15日)で発生した深刻な音声トラブルについて公式に謝罪し、再発防止策を発表。しかし、その発表を行ったのはメインのXアカウントではなく、フォロワー数が極端に少ない“サブ垢(ヘルプアカウント)”だった。この告知手法に対し、SNS上では「陰湿だ」「堂々と本垢でしろ」とさらなる大炎上を招いている。
音声トラブルを謝罪も…フォロワー「3万人」のアカウントでコソコソ告知
DAZNは16日、「FIFAワールドカップ『オランダ vs 日本』での事象についてのお詫びと再発防止対策」と題した声明を発表した。
15日の配信において、一部時間帯で音声の不具合、特に前半に映像との同期ズレが発生した事実を認め、「試合を楽しみにしていただいていた視聴者の皆様に、ご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。原因調査や監視体制の見直しなど、再発防止策を講じるとしている。
この試合では、「音ズレ」や実況解説が「ブツブツと途切れる」といった音声トラブルが発生し、試合中にSNSでは「金取るってれべるじゃねえぞ!」「試合に集中できない」と怒号が飛び交っていた。オランダ戦はNHKでも放送が行われていたため、試合途中でDAZNからNHKに“避難”したユーザーも多かった。
中継の根幹に関わる事象であるにもかかわらず、DAZNがこの謝罪文をアップしたのは、公式メインアカウント(@DAZN_Japan/フォロワー約117万人)ではなく、カスタマーサポート用のヘルプアカウント(@DAZN_JP_Help/フォロワー約3万人)だった。
SNSは火に油「コソコソとサブ垢みたいなので…陰湿だな」
影響力の圧倒的に小さいアカウントでひっそりと処理しようとするかのような姿勢に、サッカーファンは即座に反応。SNS上では、トラブルそのものへの不満を超え、企業の隠蔽体質とも取れる対応への批判が一気に噴出した。
「コソコソとサブ垢みたいなので…陰湿だな。堂々とできないなら最初からやるなよ」 「主アカウントでやれ」 「本垢でしろよ!」 「なんで本垢でやらんのこれ。トラブルはしょうがないとして、誠意ある対応しないと誰も信用しなくなるだろ。もうしてないか」
大半のユーザーが目にするメインアカウントでは何事もなかったかのように振る舞い、苦情対応用の裏方にだけお詫びを掲載する手法に、呆れと怒りの声が止まらない。

