腎臓病の疑いがあるのは「朝になると顔がむくむ」「夕方になると足がむくむ」どっち?

腎臓病の疑いがあるのは「朝になると顔がむくむ」「夕方になると足がむくむ」どっち?

腎臓病の疑いがあるのは「朝になると顔がむくむ」「夕方になると足がむくむ」どっち?メディカルドック監修医がそれぞれのむくみで考えられる病気も解説します。

久高 将太

監修医師:
久高 将太(琉球大学病院内分泌代謝内科)

琉球大学医学部卒業。琉球大学病院内分泌代謝内科所属。市中病院で初期研修を修了後、予防医学と関連の深い内分泌代謝科を専攻し、琉球大学病院で内科専攻医プログラム修了。今後は公衆衛生学も並行して学び、幅広い視野で予防医学を追求する。日本専門医機構認定内科専門医、日本医師会認定産業医。内分泌代謝・糖尿病内科専門医。

「腎臓病」とは?

「腎臓病」とは?

腎臓は、血液をろ過して老廃物や余分な水分を尿として排出する臓器です。左右の腰のあたりに1つずつあり、体内の水分量や塩分濃度、血圧などを調整する大切な役割を担います。
腎臓の働きが低下すると、余分な水分や塩分をうまく排出できなくなり、体に水分がたまりやすくなります。その結果として現れる代表的な症状がむくみ(浮腫)です。
特に腎臓病では、朝起きたときに顔やまぶたが腫れぼったく感じることがあります。一方で、夕方になると足がむくむ場合には、立ちっぱなしや血流の問題など、別の原因が隠れていることもあります。

「朝になると顔がむくむ」原因

「朝になると顔がむくむ」原因

塩分の摂りすぎ

塩分の摂りすぎは、朝の顔のむくみの代表的な原因です。塩分を多く摂ると、体は塩分濃度を一定に保つために水分をため込みます。特に夜遅い食事やラーメン、漬物、加工食品などを多く食べた翌朝に顔がむくみやすくなります。

睡眠不足やアルコール摂取

睡眠不足やアルコール摂取も、顔のむくみにつながります。アルコールは血管を拡張させ、水分バランスを乱します。また、睡眠不足では血流やリンパ液の流れが悪くなり、まぶたや顔周囲に水分がたまりやすくなります。

腎機能の低下

腎機能の低下も重要な原因です。腎臓の働きが低下すると、余分な水分や塩分を十分に排出できず、特に皮膚のやわらかい顔周囲にむくみが出やすくなります。朝にまぶたが腫れぼったい、尿の泡立ちが続く、尿量が減る場合は注意が必要です。

低栄養やタンパク質不足

低栄養やタンパク質不足によってもむくみは起こります。血液中のアルブミンというタンパク質が減少すると、血管内に水分を保てなくなり、水分が皮下へ漏れ出しやすくなります。過度なダイエットや食欲低下が背景にあることもあります。

アレルギー反応や炎症

アレルギー反応や炎症も顔のむくみの原因になります。花粉症や化粧品かぶれ、虫刺されなどによって顔が腫れることがあります。急激な腫れや息苦しさを伴う場合は、アナフィラキシーなど重いアレルギー反応の可能性もあるため、早急な受診が必要です。

配信元: Medical DOC

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