さくらんぼを食べ過ぎるとどうなる?メディカルドック監修管理栄養士が栄養素・健康効果・保存方法について解説します。

監修管理栄養士:
落合 晴美(管理栄養士)
普通の事務職として働いていたが、体調を崩したことをきっかけに一念発起。栄養士の道へと転身。専門学校を卒業後、給食委託会社での栄養業務を経て、管理栄養士の資格を取得。健康の大切さを身をもって実感した経験を活かし、食事や生活習慣の改善を通じて、多くの人が健やかに過ごせるよう、サポート業務に従事している。
さくらんぼとは?

さくらんぼは、バラ科サクラ属に属する果実で、旬は5〜7月頃、初夏の訪れを感じる代表的な果物です。統計や一部の専門分野では『桜桃(おうとう)』、日常では『さくらんぼ』と呼ぶことが一般的です。収穫量の割合は、都道府県別で山形県が約74%、北海道が約10%と、この2道県で全国の約8割を占めています。そんななかでも、山形県内で7割以上を占める主力品種が、「赤いルビー」や「赤い宝石」とも呼ばれる『佐藤錦』です。
なお、「アメリカンチェリー」は主にアメリカから輸入されるさくらんぼの総称で、国産とほぼ同じ時期に楽しむことができます。
さくらんぼは一日何個まで食べて大丈夫?

厚生労働省と農林水産省が策定した「食事バランスガイド」では、果物は1日200g程度が目安量とされています。さくらんぼは大きさによって差がありますが、一般的には1粒約7g(可食部約6g)程度です。そのため、1日の目安量は約25〜30粒程度になります。
一方で、さくらんぼに含まれるソルビトール(糖アルコールの一種)や果糖の影響により、体質や食べる量によっては、お腹がゆるくなることがあります。こうした点を踏まえ、一度に食べる場合は15粒前後を目安にし、数回に分けて楽しむとよいでしょう。

