「勉強したらスマホ延長」ルールが、5年後に依存を深める一因に
制限突破と並んで、彼女が頭を悩ませてきたのがスマホ依存の問題です。導入当初、勉強へのモチベーションを高めようと「勉強をプラス何分したらスマホの使用時間を延ばす」というルールを設けていました。一見、合理的なアイデアに思えます。
しかし5年が経過した今、「勉強がご褒美と結びついてしまい、あまりよくない方向に流れていると感じる」と彼女は振り返ります。依存しやすい気質のお子さんの場合、スマホ時間が「もらえるもの」という感覚で定着してしまうと、なかなか覆せなくなってしまうのです。
「子どもの性格によると思うが、時間を延ばすというルールを作ったことは間違いだった。依存になってるかもと親が気づくことが一番難しく、苦労した」と振り返る彼女は、この延長ルールを廃止しようと考えているとのこと……。
友達がスマホを持ち始めたら、グループLINEが大量に。「キッズ携帯にしておけばよかった」

スマホを持たせたタイミング自体は「ちょうどよかった」と感じている彼女ですが、一点だけ後悔があるそうです。
小学校低学年からスマホを持たせていたため、LINEを連絡ツールとして使うことには早い段階で慣れていた息子さん。ところが学年が上がり、周りの友達もスマホを持ち始めて連絡先を交換するようになると、大量のグループLINEが届くようになってしまいました。
「本人とスマホの付き合いについては適切な時期だったと思うが、グループLINEが爆発的に増えることは想定していなかった。キッズ携帯にしておいても良かったなと、少し後悔している」と彼女。連絡ツールとしての使い方は問題なくても、友達ネットワークの広がりによってスマホの用途が一変してしまう——という落とし穴を指摘します。
