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「重症筋無力症」で”やってはいけない3つの行動”はご存じですか?医師が解説!

「重症筋無力症」で”やってはいけない3つの行動”はご存じですか?医師が解説!

重症筋無力症|症状悪化のサイン

重症筋無力症症状悪化のサイン

重症筋無力症の症状は、日によって、あるいは1日の中でも時間帯によって大きく変動する特徴があります。ここでは、特に注意すべき悪化の兆候を解説します。

まぶたの下がりや視界の異常

眼を動かす筋肉やまぶたを引き上げる筋肉は、重症筋無力症の影響を受けやすい部位の一つであり、初期症状としても頻繁に見られます。夕方になるにつれてまぶたが重く垂れ下がってくる眼瞼下垂や、焦点が合わずものが二重に見える複視といった症状が現れたときは、病状が不安定になり全身の筋力も低下し始めているサインの可能性があります。

話しにくさや飲み込みにくさ

舌や喉、顎の筋肉が弱まると、球麻痺と呼ばれる特有の症状が現れます。声が鼻に抜けたり、声が小さくなったり、ろれつが回らなくなって言葉が不明瞭になる構音障害は、筋肉の疲労が進行している重要な警告サインです。少し話すたびに息継ぎが必要になるといった変化にも注意が必要です。
また、食事中にむせやすくなったり、食べ物を噛み砕いて飲み込むまでに極端に時間がかかったり、飲み込む際に水分が鼻に逆流する感覚を自覚する嚥下障害の悪化もみられます。

呼吸の苦しさ

重症筋無力症において警戒すべき悪化のサインが、横隔膜や肋間筋といった呼吸に関わる筋肉の麻痺です。息を深く吸い込みにくい、少し動いただけで激しい息切れがする、咳が弱くて痰が切れないといった症状は、呼吸筋の疲労を示しています。
さらに進行すると、横になって寝ると息苦しさが増し、座っていないと呼吸ができない起坐呼吸と呼ばれる状態に陥る可能性があります。呼吸筋の疲労は数日から数時間という短期間で急激に進み、自力で十分な酸素を取り込めないと命に関わります。

重症筋無力症ですぐに受診した方がよいケース

重症筋無力症ですぐに受診した方がよいケース

重症筋無力症の症状が急激に悪化し、呼吸を行う筋肉が完全に麻痺して自力での呼吸が著しく困難になる状態をクリーゼと呼びます。クリーゼは体内の酸素が極端に不足して命に関わる大変危険な状態であり、一刻も早い救急医療機関での気管挿管や人工呼吸器管理などの適切な処置が必要です。
以下のような状態に陥った場合は、迷わずすぐに救急車を呼んでください。

呼吸困難

チアノーゼ

意識混濁

クリーゼへの対応はご自身やご家族だけでは判断が難しい場合もあるため、日頃から主治医と連絡を取り合い、悪化の兆しを感じたときの対応手順や緊急時の連絡先を明確にしておくとよいでしょう。

配信元: Medical DOC

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