「的矢かき」とともに楽しむための1本

醸造を担当した大田酒造との対話を重ねながら目指したのは、地域の食文化に寄り添う日本酒。「的矢廻」は、生原酒ならではのフレッシュな味わいに加え、バランスの良い豊かな酸味と、クリアできれいなキレの後味が特徴だ。
辛口でありながらも、ふくよかでフルーティな口当たりを兼ね備えており、日本酒単体としての完成度が非常に高いだけでなく、「的矢かき(生牡蠣・焼き牡蠣など)」と合わせた瞬間に、お互いの旨味とコクを引き立て合う「的矢かきに合わせて作られた特別な日本酒」となっている。
また、「的矢かき」だけでなく、海産物との相性もぴったりだそう。
地域循環の物語を次の世代へ
今回の取り組みは、日本酒づくりそのものが目的ではないという。牡蠣殻という地域資源を活用し、農業・漁業・製造業・建設業が連携しながら、地域の未来につながる仕組みを育てていくこと。その第一歩として誕生したのが「的矢廻」だ。
佐藤養殖場では今後も、海と大地、人と産業をつなぐ取り組みを通じて、伊勢志摩ならではの価値を発信していく考えだ。
