小池俊太(岸谷五朗)
31年前に神奈川県警捜査一課で朔太郎と由香が殺害された事件を捜査していた。現在は所轄・青委警察署の刑事で真の上司。拳銃密造を取材していたノンフィクション作家・津田雄二(ずん・飯尾和樹)のノートを兄弟から押収後、県警に提出せず、先輩刑事の笹岡隆弘(柳憂怜)に渡したのは、拳銃密造から田鎖夫妻殺害に深く関与した笹岡に(時効が成立しているのを承知のうえで)自首を促し、真相を明らかにするため。
拳銃密造で事件の大元の原因を作った辛島夫妻の逃亡を助けるなど、これまで兄弟の調査を妨害していたのは、2人が真犯人を特定して復讐を遂げてしまうことを阻止するためだった。
秦野小夜子
紘橋市福祉健康課相談支援係。複数の殺人事件で、実行犯に復讐の正当化を吹きこみ、殺害方法を教唆した疑いで逮捕された。愛称は「先生」。31年前、復讐心に燃える晴子に、「気晴らしに読んでみたら」とジギタリスが掲載された植物図鑑を渡していた。
警察に連行される前、真に告げた「きっとあなたは私に会いに来ると思うけど」は、真がいずれ晴子から真相を聞かされることを想定した発言とみられる。
このほか、「津田ノート」に記されていた、1995年3月29日に五十嵐組の事務所を訪ねてきた「議員」が、事件当夜、津田が呼び出された東京・神保町の居酒屋付近の防犯カメラに映っていた、県警の捜査二課が追っていた政治家と同一人物なのかどうかは、謎のまま残された。

