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「βエンドルフィン」が分泌されにくい「行動や生活習慣」はご存知ですか?医師が解説!

「βエンドルフィン」が分泌されにくい「行動や生活習慣」はご存知ですか?医師が解説!

βエンドルフィンが分泌されにくい行動や生活習慣とは?メディカルドック監修医がβエンドルフィンの出し方などを解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「βエンドルフィン」とはどんなホルモン?分泌を促す可能性の高い食べ物も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

村上 友太

監修医師:
村上 友太(医師)

【経歴】
医師、医学博士。
福島県立医科大学医学部卒業。福島県立医科大学脳神経外科学入局。星総合病院脳卒中センター長、福島県立医科大学脳神経外科学講座助教、青森新都市病院脳神経外科医長、東京予防クリニック院長を歴任。現在は神宮前統合医療クリニックなどで脳機能向上、認知症予防を中心に診療している。
【資格・所属】
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本抗加齢医学会専門医
日本健康経営専門医

「βエンドルフィン」とは?

「βエンドルフィン」とは?

βエンドルフィンは、体の中で作られる内因性オピオイド(痛みやストレス反応に関わる体内の鎮痛物質の一種)です。脳や下垂体(脳の下のほうにある小さな器官)などで作られ、痛みが強いときや強いストレスを感じたときに関与すると考えられています。「幸福ホルモン」と紹介されることもありますが、βエンドルフィンは幸せを作る魔法の物質というより、つらい状況で心身を守る仕組みの一部として理解すると安全です。運動や笑い、心地よい体験のあとに気分が軽くなることがあるのも、体内で働く複数の物質(内因性オピオイドやエンドカンナビノイドなど)が関係していると考えられています。
なお、「モルヒネより強い」といった表現が見られることもありますが、これは主に実験的な条件下での話で、日常生活で同じような強さの痛み止めとして働くと断定するのは適切ではありません。大切なのは、βエンドルフィンは私たちの体に備わった、痛みやストレスへの調整役であるという点です。

βエンドルフィンはどこから分泌されるの?

βエンドルフィンはどこから分泌されるの?

βエンドルフィンは、主に下垂体から分泌されると考えられています。下垂体前葉では、POMC(プロオピオメラノコルチン)という材料になるタンパク質から、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)などと関連して作られます。ストレスを感じたとき、体はストレス反応の一部としてこの系統が働き、βエンドルフィンも関与する可能性があります。
また、脳内の神経細胞や脊髄などでも内因性オピオイドが働くことが知られており、痛みの調整に関与します。さらに研究段階ですが、免疫細胞でも内因性オピオイドが作られ、炎症の場で痛みを和らげる方向に働く可能性が示唆されています。このように、βエンドルフィンは「どこか1か所だけ」ではなく、体のいくつかの仕組みの中で働く調整物質として捉えるのがよいでしょう。

配信元: Medical DOC

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