気になる対戦相手。ブラジルではなくモロッコ浮上のワケ
日本が最も現実的なシナリオである「F組2位」で通過した場合、決勝トーナメント1回戦の相手は「グループCの1位」となる。現状の暫定順位表のままであれば、優勝候補筆頭のブラジルといきなり激突することになるが、実はこの組み合わせが変わる可能性は低くない。
グループCの最終戦のカードは以下の通りだ。
ブラジル 対 スコットランド
モロッコ 対 ハイチ
現在C組2位のモロッコは、2連敗中で無得点・4失点のハイチ相手に勝利する可能性が極めて高い。一方、首位のブラジルが対戦するスコットランドは、現在勝ち点3で3位につけている。スコットランドにとって「引き分け」でも勝ち点4となり、3位枠での突破がほぼ確実となるため、ブラジル相手に徹底して守りを固め、ドローを狙う戦い方をしてくることが予想される。
重要なのは、対するブラジルの思惑だ。すでに勝ち点4を獲得しているブラジルにとっても、最終戦で最も避けるべきは主力のケガや、累積警告につながる無駄なイエローカードをもらうことである。スコットランドが引いて守備を固める展開になれば、ブラジルがリスクを冒してまで無理に勝ちにいく理由はなく、両者にとって都合の良い「引き分け」で終わる可能性は十分にある。

