3. 口臭の発生・悪化
ハブラシに付着した細菌は、ブラッシングのたびに口腔内へ逆戻りし、口臭の原因物質を作り出します。また、長期間使用している古いハブラシは、毛の根元に食べカスや歯磨き粉の残りカスが蓄積しやすく、それが梅雨の湿気で腐敗して異臭を放つケースも少なくありません。
サンスター歯科衛生士が解説! ハブラシ保管の「ウソ?ホント?」
Q:流水で洗えば、濡れたままケースやコップにしまっても清潔ってホント?
A:ウソ!
使用後のハブラシは、汚れを洗い流すことと同等に、「速やかに、十分に乾燥させること」が重要です。
サンスターのデータによると、ハブラシの毛先は「乾燥時間が長くなるほど、付着している細菌の数が減少する」という傾向が示されています。
水分が残ったまま携帯用ケースに収納したり、風通しの悪い場所に放置したりすると、細菌の減少が進まなくなってしまいます。使用後はしっかりと水を切り、風通しの良い環境で乾燥させましょう。
Q:ハブラシの毛で、一番汚れていて菌が潜んでいるのは「毛先」ってホント?
A:ウソ!
歯に直接触れる「毛先」が最も汚れやすいと思われがちですが、実際には「毛の根元や、毛が植えられている穴(植毛穴)の内部」が最も汚染されやすい箇所です。
ハブラシは構造上、穴に毛を2つ折りにし、平線(金属の小さな留め具)で打ち込んで製造されています。
そのため、根元部分は毛が過密状態にあり、水気が抜けにくく非常に乾燥しづらい環境にあります。
Q:ハブラシは立てて置くのが良いってホント?
A:ホント!
正しい保管方法において最も重要なポイントは、毛先やヘッド部分に「水分を残さない」ことです。
これを日常生活で簡単に実践できる方法として、【流水でよく洗う】→【しっかりと水気を切る】→【ヘッドを上にして、風通しの良い場所に立てて保管する】という手順が最も効果的です。
