煮物や照り焼きなど、和食で使うことの多い、みりん。
「レシピ通りに入れているけれど、タイミングって関係あるのだろうか?」と思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、みりんを入れるタイミングや料理別の使い分けなどについて、本みりん『九重櫻』を製造・販売する九重味淋株式会社(以下、九重味淋)に詳しく聞きました。
みりんを入れるタイミング、実は『料理ごと』に違う
九重味淋によると、みりんを加える適切なタイミングは料理の目的によって変わるそうです。
その理由は、みりんのアルコール分がもたらすさまざまな調理効果と深く関係しています。
| 料理の種類 | 加えるタイミング | 理由 |
|---|---|---|
| 魚料理(煮つけなど) | 早い段階から調理途中 | 臭みをとる。 |
| 肉料理(照り焼き・角煮など) | 調理の後半 | 硬くなるのを防ぐ。 |
| 煮物(肉じゃが・筑前煮など) | 早い段階から調理途中 | 味を染み込ませる、煮崩れを防ぐ。 |
なぜ料理によってタイミングが変わるのか、それぞれの理由を見てみましょう。
魚料理は『早めに』が正解
みりんに含まれるアルコールは、揮発する際に魚の臭み成分も一緒に飛ばしてくれます。
さらに加熱で生まれる香ばしい香りが嫌なニオイを包み込む『マスキング効果』もあるため、早い段階から入れておくほど臭み対策として有効でしょう。
※写真はイメージ
魚の煮つけのほか、煮魚全般に応用できる方法です。

