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「急性大動脈解離の生存率」は発症後何時間で”半分以下”になる?下がる要因も医師が解説

「急性大動脈解離の生存率」は発症後何時間で”半分以下”になる?下がる要因も医師が解説

急性大動脈解離の治療後の予後

急性大動脈解離の治療後の予後

急性大動脈解離は、急性期を乗り越えた後も再発や大動脈の拡大が起こりえます。ここでは、急性大動脈解離の治療後の予後について解説します。

急性大動脈解離の退院後の生存率

急性大動脈解離は急性期を乗り越えた後も、長期的な経過観察が必要です。退院後の生存率は、病型、治療内容、年齢、基礎疾患、合併症の有無などによって異なります。

Stanford A型では緊急手術後も定期的な画像検査が必要です。Stanford B型では、薬物療法で安定していても、残った解離部分が拡大することがあります。そのため、退院後も血圧管理と通院を続けることが、長期的な予後に関わります。

急性大動脈解離の再発リスク

大動脈解離は、治療後も再解離や大動脈瘤の拡大に注意が必要です。特に、解離した大動脈が残っている場合や、高血圧が十分に管理できていない場合には、再発や追加治療のリスクが高くなります。

また、マルファン症候群などの遺伝性結合組織疾患、大動脈瘤の既往、喫煙、動脈硬化なども再発リスクに関わります。症状が落ち着いていても、定期的なCT検査などで大動脈の状態を確認することが重要です。

急性大動脈解離の治療後に気を付けること

治療後に大切なのは、血圧を安定させることです。処方された降圧薬を継続し、家庭血圧を測りながら、血圧が高くなりすぎないように管理します。自己判断で薬を中断しないことも大切です。

生活面では、禁煙、塩分を控えた食事、適正体重の維持、過度な飲酒を避けるようにします。強くいきむ動作や急に血圧が上がる運動は避け、運動を再開する場合は主治医に相談しながら進めます。

急性大動脈解離の治療についてよくある質問

ここまで急性大動脈解離の治療や生存率などを紹介しました。ここでは急性大動脈解離の治療についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

急性大動脈解離の治療成績がよい病院の選び方を教えてください

林 良典医師

急性大動脈解離は緊急性が高いため、発症時に自分で病院を比較して選ぶ病気ではありません。突然の激しい胸痛や背部痛、冷や汗、失神、麻痺などがある場合は、まず救急要請を検討することが大切です。

治療には、造影CTによる迅速な診断、心臓血管外科、麻酔科、集中治療室、カテーテル治療などに対応できる体制が必要になることがあります。特にStanford A型では緊急手術が必要になることが多く、心臓血管外科のある医療機関での対応が重要です。

慢性期のフォローや予定手術を相談する場合は、大動脈疾患の治療実績があるか、心臓血管外科や血管内治療に対応しているか、術後の画像検査や血圧管理を継続できるかを確認するとよいでしょう。

急性大動脈解離は治療後も服薬を続ける必要がありますか?

林 良典医師

急性大動脈解離の治療後も、服薬が必要になることが多くあります。特に重要なのは血圧管理です。血圧が高い状態が続くと、大動脈の壁に負担がかかり、再解離や大動脈瘤の拡大につながることがあります。

そのため、退院後も降圧薬を継続し、家庭血圧を測りながら管理していくことが大切です。β遮断薬や降圧薬などが使われることがありますが、薬の種類や目標血圧は患者さんの状態によって異なります。

症状が落ち着いたからといって、自己判断で薬を中止するのは避けましょう。定期的な通院と画像検査を続けながら、薬の調整を受けることが再発予防につながります。

配信元: Medical DOC

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