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風、薫る【6/25第64回】喜代(菊池亜希子)病院訪問の目的、直美(上坂樹里)シマケン(佐野晶哉)とバッタリの意味

風、薫る【6/25第64回】喜代(菊池亜希子)病院訪問の目的、直美(上坂樹里)シマケン(佐野晶哉)とバッタリの意味

朝ドラ「風、薫る」第63回振り返り

この日の放送では、看護婦を目指して勉強を続けるツヤの成長と、それを支えるりんたちの姿が描かれた。一方で、患者への向き合い方をめぐって直美と軍人の小川吾郎(甲斐翔真)が激しく対立。実習ではツヤの経験が生徒たちを驚かせ、ツヤを心配するベテラン看病婦の永田フユ(猫背椿)の姿なども描かれた。

【以下ネタバレ】

内科病棟では、直美が担当する患者・陣内清(細川岳)のもとを吾郎が見舞いに訪れ、ぼた餅を差し入れた。しかし、陣内は食事制限中で、ようやくおもゆを口にできる状態まで回復したばかり。直美は、これでぼた餅を食べれば後戻りになると制止するが、小川はその言い方に反発する。

さらに小川は、女性ならもっと言い方があるはずと不満を口にするが、直美も譲らない。患者の体を守るためだとして、今の陣内にぼた餅を与えることは暴力と同じだと訴え、差し入れを突き返した。小川から「がばい偉そうな尼さんばい」と嫌味を言われると、陣内が「尼さんじゃなか、看護婦たい」とフォロー。怒りが収まらない直美は、廊下を歩きながら小川を「何なの、あの芋男」と呼び、不満をあらわにした。

看護科の講義に参加しているツヤは、生徒たちとともに勉強を続けていた。しかし、外科教授助手の黒川勝治(平埜生成)は、ツヤが文字を書けないことを心配する。今後は講義内容も難しくなり、英語も必要になるためだ。それでもりんは、自分が支えながらツヤを育てていく決意を示す。

後日、りんはかつて翻訳したナイチンゲールの著書「NOTES ON NURSING」の和訳ノートをツヤに手渡した。りんは、ツヤが看護婦になれば看病婦たちの希望になると励まし、ツヤも感謝しながらノートを受け取る。ツヤを支えようとするりんの強い思いが伝わる場面となった。

その頃、院長室では、副院長の渡辺行成(森田甘路)が院長の多田重太郎(筒井道隆)に「瑞穂屋」の社長・清水卯三郎(坂東彌十郎)から提出された歯科新設の意見書を報告する。さらに渡辺は、看護科の養成が順調に進めば、3年後には教育を受けた看護婦による看護を提供できる病院になるとの見通しを語った。病院全体が新しい時代へ向けて動き始めていることがうかがえる。

夜になると、シマケンの部屋には友人の槇村太一(林裕太)が酒を持って訪れる。兄夫婦への愚痴をこぼしていた槇村は、シマケンが書き上げた小説の原稿を発見する。慌てて取り返そうとするシマケンだったが、「最初に読ませたい相手」を思い浮かべながら執筆したことを明かし、幸せそうな表情を見せた。その相手はりんで、彼女への思いがますます強くなっていることを感じさせた。

同じ頃、病院ではツヤが泊まり込みで勉強を続けていた。りんと直美は、その熱心さを認めながらも体調を心配し、見守り続ける。

翌日、外科での実習が始まる。りんは見習生のヒデと安達タマ(川島鈴遥)を、ベテラン看病婦のフユと須永ヨシ(明星真由美)に紹介。実習では、フユから包帯交換を任されたヒデがうまくできず苦戦する。実習後、落ち込むヒデのもとに現れたツヤは、自らの経験を生かして包帯の巻き方を丁寧に指導した。関節の動かしやすさや力加減だけでなく、相手は人だから、かわいげも関係あると語りかけながら教える姿に、ヒデは感心する。

さらにツヤは、「一生の仕事にしたいから、もっと勉強しないと」と看護への思いを口にする。その言葉を聞いたヒデも深くうなずいた。部屋の外から様子を見ていたフユは、ツヤの成長を認めたように「ツヤさんは看護婦になれそうなのかい」とりんに問いかけ、「よろしく頼むよ、先生」と声を残して立ち去る。ツヤを心配するフユの言動も印象的だった。

その後、中庭で見習生たちを指導していたトメが作業の手を止める。その視線の先には、笑顔を浮かべる泉喜代(菊池亜希子)の姿があった。久しぶりの再登場となる喜代が、りんたちにどのような影響を与えるのか注目される。

朝ドラ「風、薫る」とは?

大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。

配信元: iza!

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