てんかんの治療法

てんかんの治療は、まず抗てんかん薬による薬物療法が基本となり、薬で十分に発作が抑えられない場合には、手術療法など患者さん一人ひとりに合った方法を選択します。
服薬治療
てんかん治療の基本は、抗てんかん薬による服薬治療です。多くの方は1種類の薬から開始し、発作のタイプや年齢、妊娠の可能性、ほかの病気や内服薬との飲み合わせなどを考慮して薬の種類や量を調整します。
外科治療
抗てんかん薬を十分に試しても発作が抑えきれない薬剤抵抗性てんかんの方を対象に検討される治療法です。脳のどの部位から発作が起きているかを詳しく調べ、切除しても重大な後遺症が残らないと判断された場合には、発作の原因となる部位を取り除く手術(焦点切除術など)や、てんかんの電気活動が広がらないようにする遮断術などを行い、発作の消失や減少を目指します。
てんかんについてよくある質問
ここまでてんかんとは?などを紹介しました。ここではてんかんについてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
てんかんは誰でもなる可能性がある病気ですか?
伊藤 規絵医師
てんかんは、乳幼児から高齢の方までどの年齢でも起こりうる病気で、性別も問いません。特に小児と高齢の方で発症率が高いことが知られています。頭部外傷や脳卒中、脳腫瘍、感染症などがきっかけになることもあれば、原因がはっきりしない場合もあり、「自分には関係ない」とは言い切れない病気です。てんかんが疑われるときは何科を受診すればよいですか?
伊藤 規絵医師
てんかんが疑われるときは、まずは年代に合った脳・神経の診療科を受診するとよいです。子どもの場合は小児科や小児神経科、大人の場合は脳神経内科や脳神経外科、精神科などが主な窓口です。可能であればてんかん専門医やてんかん外来、てんかんセンターを掲げている医療機関を選ぶと、診断や治療方針のより専門的な相談がしやすいです。
