「肺がん検診のレントゲン」で異常ありと言われたら?CT検査との違いも医師が解説!

「肺がん検診のレントゲン」で異常ありと言われたら?CT検査との違いも医師が解説!

肺がん健診のレントゲン検査で異常あり(要精密検査)と言われたら

肺がん検診で「要精密検査」と判定されると、不安になる方も少なくありません。しかし、異常影が必ずしも肺がんとは限りません。

レントゲンが異常ありでも必ずしも「肺がん」というわけではない理由

胸部レントゲンで白い影が見つかっても、炎症の跡や血管、良性の結節などが原因の場合があります。過去の肺炎による瘢痕や、加齢変化が影として映ることもあります。そのため、「要精密検査」は異常の有無をさらに詳しく調べる段階であり、肺がん確定を意味するものではありません。

肺がん検診のレントゲンで異常が見つかった際に行われる精密検査の流れ

要精密検査となった場合は、呼吸器内科などでCT検査を行うことが一般的です。必要に応じて、喀痰検査、気管支鏡検査、PET検査などが追加される場合もあります。精密検査は早めに受けることが重要です。特に喫煙歴がある方や症状がある方は、放置せず受診しましょう。

胸部レントゲン検査で発見できる病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、肺がん検診でのレントゲン検査の異常から疑われる病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

肺がん

肺がんは、肺に発生する悪性腫瘍です。喫煙との関連が強く、受動喫煙や大気汚染などもリスク因子とされています。初期には症状が乏しいものの、進行すると咳、血痰、息切れ、胸痛などがみられることがあります。治療は手術、放射線治療、抗がん剤治療、免疫療法など病期によって異なります。胸部レントゲンで異常を指摘された場合は、呼吸器内科や呼吸器外科を受診しましょう。

肺炎

肺炎は、細菌やウイルスなどによって肺に炎症が起こる病気です。発熱、咳、痰、息苦しさなどがみられ、高齢の方では重症化することがあります。胸部レントゲンでは、炎症部分が白く映ることがあります。症状がある場合は早めに内科や呼吸器内科を受診しましょう。

結核

結核は結核菌による感染症です。長引く咳や微熱、体重減少、血痰などがみられることがあります。胸部レントゲン検査で異常影として見つかることもあり、必要時には痰の検査などが行われます。周囲への感染を防ぐためにも、疑われた場合は速やかに医療機関を受診することが大切です。

配信元: Medical DOC

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