●遺族補償の支払いなし
また、遺族補償年金や子どもの奨学援助金についても、事故から1年3カ月以上が経った現在も支給されていないという。
原告側は、本来は生活保障のため、公務災害の給付を先行させるべきだとして、「二次被害」とうったえている。
●妻「あの日の夜のことが忘れられない」
この日、法廷では、亡くなった男性の妻らの意見陳述があった。
妻は事故の連絡を受けた日のことを振り返り、「あの日の夜のことは忘れたくても忘れることができません」と述べた。
事故後の自衛隊の対応についても、「あまりに訓練がずさんで責任感が感じられず、とても納得できるものではありませんでした」とうったえた。
さらに、「私たち家族は加害者に誠心誠意ある謝罪を受けていません」と語り、今も苦しみが続いている現状を明かした。
国側は請求棄却を求める答弁書を出した。次回期日は9月15日を予定している。

