【要注意】心房細動の薬代は月1万円超え?不整脈の「高額な治療費」を大幅に安くする鉄則

【要注意】心房細動の薬代は月1万円超え?不整脈の「高額な治療費」を大幅に安くする鉄則

重症化した場合にかかる費用

薬物療法だけでは不整脈をコントロールできない場合や、症状が重い場合は、入院を伴う治療が検討されます。代表的なのが「カテーテルアブレーション」と「ペースメーカー植込み術」です。
カテーテルアブレーション(かてーてるあぶれーしょん)とは、脚の付け根からカテーテル(細い管)を心臓まで挿入し、不整脈の原因となっている部位を焼灼(しょうしゃく:熱や電気で固める)して電気信号の異常を修正する治療法です。

■ カテーテルアブレーション
・入院期間(目安):3日~1週間
・入院費用(3割負担・高額療養制度無し):約45〜75万円
・高額療養費適用後の自己負担(一般所得):月約8〜10万円
■ ペースメーカー植込み術
・入院期間(目安):5~10日
・入院費用(3割負担・高額療養制度無し):約30〜40万円
・高額療養費適用後の自己負担(一般所得):月約8〜10万円
■ 植込み型除細動器(ICD)植込み術
・入院期間(目安):7~10日
・入院費用(3割負担・高額療養制度無し):約50〜60万円
・高額療養費適用後の自己負担(一般所得):月約8〜10万円

※上記はあくまで目安です。受診する医療機関や検査内容・投薬内容により異なります。

※入院費用は食事療養費・保険外費用・差額ベッド代等を含まない
いずれも高額療養費制度が適用されるため、実際の自己負担は大きく軽減されます。事前に限度額適用認定証を取得しておくことで、窓口での支払いを上限額に抑えることができ、一時的な大きな出費を避けることができます。

編集部まとめ

不整脈(心房細動)の安定期における薬物療法の月額費用は、薬の組み合わせによって異なりますが、通院費を含めた目安は月1,000〜15,000円程度です。公的制度を活用すれば、重症化した場合の入院費用についても自己負担を大幅に抑えることができます。

初診時の検査費用は3割負担で約2,500〜10,000円程度。心電図・心エコー・ホルター心電図・血液検査など、どの検査をするかによって変わる。

安定期の外来通院費は月600円程度だが、薬代を加えると月1,000〜15,000円が目安となる。

脳梗塞予防に用いるDOAC(直接経口抗凝固薬)は月3,000〜12,000円と薬代の中で最も高く、全体の費用を左右する大きな要因となる。

カテーテルアブレーションやペースメーカー植込みが必要になった場合も、高額療養費制度の適用により、一般所得であれば月の自己負担は約8〜10万円程度に抑えられる。

費用面の不安は、医療ソーシャルワーカーへの相談で解決できることが多い。

不整脈と診断されたら、主治医に現在の病状と薬の選択肢についてしっかり確認するとともに、費用についても遠慮なく聞いてみましょう。高額療養費制度や限度額適用認定証は、申請しなければ自動的には適用されないため、早めに手続きを進めることが大切です。

「費用が心配で治療を続けられるか不安」という場合は、医療ソーシャルワーカーや窓口の相談員に相談することで、利用できる制度が見つかることがあります。費用の見通しが立つだけでも、治療は続けやすくなります。

※本記事の情報は2026年6月時点のものです。医療費や制度の内容は変更される場合があります。正確な費用については、受診する医療機関や加入している健康保険にご確認ください。

配信元: Medical DOC

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