【要注意】骨粗鬆症の通院費で損してない?「注射と飲み薬」の費用比較と家計を守る3つの制度

【要注意】骨粗鬆症の通院費で損してない?「注射と飲み薬」の費用比較と家計を守る3つの制度

注射薬の費用目安|効果が高い分、費用も高め

骨密度の低下が著しい場合や、内服薬で十分な効果が得られない場合には、注射薬が選択されることがあります。注射薬は内服薬に比べて費用が高くなる傾向がありますが、投与間隔が長いものや、骨折リスクを下げる効果が期待できるものもあります。代表的な注射薬の費用目安は以下のとおりです。

■ 抗RANKL抗体
・代表薬品名:デノスマブ(プラリア)
・投与間隔:6ヶ月に1回
・1回費用目安(3割負担):約8,400円
・月換算費用目安:約1,400円
■ PTH関連ペプチドアナログ
・代表薬品名:アバロパラチド(オスタバロ)
・投与間隔:1日1回
・1回費用目安(3割負担):約345円/日
・月換算費用目安:約9,700円
■ PTHアナログ
・代表薬品名:テリパラチド(テリボン)
・投与間隔:週1回
・1回費用目安(3割負担):約3,060円/回
・月換算費用目安:約12,600〜13,200円
■ PTHアナログ
・代表薬品名:フォルテオ(先発)
・投与間隔:1日1回
・1回費用目安(3割負担):約315円/日
・月換算費用目安:約8,800〜9,700円
■ PTHアナログ
・代表薬品名:テリパラチドBS(後発)
・投与間隔:1日1回
・1回費用目安(3割負担):約200〜220円/日
・月換算費用目安:約5,600〜6,800円
■ 抗スクレロスチン抗体
・代表薬品名:ロモソズマブ(イベニティ)
・投与間隔:月1回(12ヶ月間)
・1回費用目安(3割負担):約15,000円(2本分)
・月換算費用目安:約15,000円

※上記はあくまで目安です。受診する医療機関や検査内容・投薬内容により異なります。

テリパラチドやロモソズマブは骨を新しく作る働きを促進する薬で、骨折リスクが特に高い方に処方されます。費用は高額になりますが、確実に治療を続けることで、将来の骨折による莫大な医療費(入院や手術)を防ぐことにつながります。

費用を抑えるためにできること

■ ジェネリック医薬品(後発医薬品)の活用

ジェネリック医薬品とは、先発品と同じ有効成分で同等の効果を持ちながら、開発費がかからない分価格が低く抑えられた薬です。たとえばアレンドロン酸などのビスホスホネート製剤にはジェネリックが多く流通しており、先発品の半額以下になることもあります。処方箋を受け取ったら薬剤師に「ジェネリックに変えられますか」と伝えるだけで切り替えられます。毎月の薬代を数百円単位で削減できるため、長期治療では積み重ねの節約効果が大きくなります。

■ 処方日数を増やして通院回数を減らす

骨粗鬆症は状態が安定すれば、1回の受診で2〜3ヶ月分の薬をまとめて処方してもらえる場合があります。通院回数が減ることで、再診料(毎回400〜450円程度)や交通費を節約できます。「まとめて処方をお願いできますか」と主治医に相談してみましょう。治療の安定期に入ったタイミングで切り出すとスムーズに応じてもらいやすいです。

■ 検査の間隔を主治医と確認する

骨密度検査(DXA法)は治療開始後や薬の変更時は年1〜2回が目安ですが、治療が安定してきた段階では間隔を広げることもあります。必要以上に検査を繰り返す必要はないため、「今の状態で検査間隔は適切ですか」と主治医に確認しておくと、費用と通院の負担を適切に管理できます。

配信元: Medical DOC

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