てんかんと遺伝の関係

てんかんのなかには、家族内で起こりやすいタイプがあり、体質として発作を起こしやすい遺伝的な素因が関係していると考えられています。ただし、必ずしも遺伝するわけではありません。
家族にてんかんがある場合
家族にてんかんの方がいる場合、同じように発作を起こしやすい体質を受け継いでいる可能性はありますが、必ずしも発症するわけではありません。気になる症状があるときは、早めに神経内科やてんかん外来を受診して相談することが大切です。
特発性てんかんの遺伝的要因
特発性てんかんは、脳に明らかな構造異常が見つからない一方で、発作を起こしやすい体質に遺伝的な要因が関わっていると考えられています。そのため家族内に同じタイプのてんかんがみられることがありますが、必ずしも親から子へ直接遺伝する病気として発症するわけではありません。
てんかんの発症に関わる生活習慣

睡眠不足や強いストレス、過度の飲酒などは、脳の興奮と抑制のバランスを乱し、てんかん発作を起こしやすくすると考えられています。こうした生活習慣を整えることが大切です。
睡眠不足や過労
睡眠不足や過労は、脳の疲労を強めて興奮しやすい状態を招き、てんかん発作の誘因になります。特に夜更かしや徹夜が続くと発作リスクが高まるため、規則正しい睡眠と適度な休養を心がけることが大切です。
飲酒や薬剤の影響
アルコールを大量に飲んだり、抗うつ薬・睡眠薬など中枢神経に作用する薬剤を自己判断で増量・併用したりすると、脳の働きが乱れ、てんかん発作を誘発・悪化させることがあります。特に、普段から服用している抗てんかん薬を飲み忘れたうえでの飲酒は発作リスクを高めるため、医師の指示を守り、飲酒や薬の飲み合わせの相談が大切です。

