女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合)の第69回が2日に放送される。第14週「ウソと誠」(第66~70回)を振り返りながら、その見所を解説する。
朝ドラ「風、薫る」第69回(7月2日放送予定)見所
久しぶりに団子屋で再会したりんと「シマケン」こと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉)は、近況を語り合い互いに元気をもらう。同じ頃、病院では、ひょんなことから直美と軍人の小川吾郎(甲斐翔真)が中庭でお団子を食べることになり…。
ある日、りんは手術を控える山本辰治(本田大輔)と妻のテイ(伊勢佳世)の「ある約束」を知る。
第14週「ウソと誠」ストーリー展開【ネタバレ】
看病婦だった三浦ツヤ(東野絢香)の解雇から2カ月後、りんは新患・山本の担当を見習生の土居ヒデ(池田朱那)に任せた。山本は夏には牛鍋を食べたいと前向きに語るが、りんは自分を見つめるヒデの冷たい視線に気づく。内科では直美が患者・陣内清(細川岳)を献身的に看護。彼の友人の小川は「大家さんは看護婦が天職だ」と絶賛する。一方、看病婦の永田フユ(猫背椿)は、ツヤの一件以来無理を重ねるりんを案じ、看病婦が時代に取り残される不安を口にした。
そんななか、ヒデは「先生は看護の仕事が天職だと思ってますか?」と尋ねる。りんは「天職、にしたいと思っている。看護婦の仕事は好きで楽しいから」と答えるが、自信を持って言い切れない。翌日、りんの前に現れたヒデは、「私、辞めます」と切り出し、「一ノ瀬先生がいい看護婦なら、私は看護婦にはなれないし、なりたくありません」と告げる。「看護って何ですか?」という問いに、りんは目の前の人を救うことだと答えるが、ヒデは「その目の前に、ツヤさん、いましたよね?」と厳しく問い返した。
翌朝、りんは製薬会社で働く幼なじみの竹内虎太郎(小林虎之介)に悩みを打ち明ける。虎太郎は辞めたのはヒデ自身の問題で、りんの責任ではないと励ました。その後、院長の多田重太郎(筒井道隆)は、ヒデを退学させた責任を理由に、りんを看護婦取締から外し「一看護婦」へ降格させた。当面は直美が外科の看護婦取締を兼任することに。抗議する直美を止め、りんは処分を静かに受け入れた。山本は、人を育てる方がよっぽど難しいとりんを励まし、取締を外れたことで少しは楽になると気遣う。その夜、直美は長屋の大家トヨ(松金よね子)を見舞う。家主の大家嘉平(春海四方)も直美を心配し、住まいについての相談に乗ると優しく寄り添った。

