ストレスが原因の心筋梗塞についてよくある質問
ここまで心筋梗塞の症状や原因、治療法などを紹介しました。ここでは「心筋梗塞のなりやすさと予防」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
ストレスが原因で心筋梗塞になりやすい人の特徴を教えてください。
太田 光彦医師
強い責任感を持ち、真面目で几帳面な方は、ストレスを溜め込みやすいため注意が必要です。医学的にはA型性格と呼ばれ、常に時間に追われて行動し、競争心が強く、イライラしやすい性格の方は心疾患のリスクが高いとされています。また、仕事のプレッシャーが大きい方や、十分な睡眠時間が確保できず慢性的な疲労を抱えている方も危険性が増します。自分では大丈夫と思っていても、身体は悲鳴を上げているかもしれません。定期的に心身の休息を取ることが不可欠です。
ストレスが原因の心筋梗塞はどのように予防したらよいでしょうか?
太田 光彦医師
まずは、ご自身のストレスの原因に気付き、こまめに発散する習慣をつけることが予防への第一歩です。趣味の時間を楽しむ、質の高い睡眠を取る、自然に触れてリラックスするなど、交感神経の緊張を解きほぐす時間を作りましょう。ウォーキングやヨガなどの軽い有酸素運動を取り入れると、気分転換だけでなく、血管を若々しく保つ効果も期待できます。生活習慣の改善と心のケアを両立させることが大切です。
編集部まとめ
心筋梗塞は動脈硬化などの土台に血栓形成が重なって起こる病気です。ストレスは危険因子や引き金として関与する可能性が示されていますが、単独の原因として断定はできません。
予防では、肥満や高血圧、喫煙、糖尿病、高脂血症といった管理可能な因子を減らすことが大切です。ストレスだけを追わず、危険因子を総合的に減らすことを心がけていきましょう。

