「インスリン」は何を下げる働きをもっている?分泌が不足しやすい人の特徴も解説!

「インスリン」は何を下げる働きをもっている?分泌が不足しやすい人の特徴も解説!

インスリンの働き

インスリンの働き

ここでは、インスリンの代表的な作用について説明します。

血糖を一定の範囲に保つ

インスリンは、体内で血糖値を下げる働きをもつ唯一のホルモンです。
食後に上がった血糖(血中のブドウ糖)を筋肉や脂肪に取り込ませたり、肝臓で糖を蓄えやすくしたりすることで、過剰に上昇した血糖値を下げます。このように、インスリンは、グルカゴンなどの他の血糖値を上げるホルモンと関与しながら、血糖値を一定の範囲に保っています。

血糖をエネルギーとして利用する

インスリンには、血糖を筋肉や脂肪細胞などに取り込ませ、エネルギーとして利用しやすくする作用があります。

血糖を肝臓や筋肉に蓄える

インスリンは、血液中のブドウ糖を肝臓や筋肉に取り込ませ、主にグリコーゲンとして貯蔵する働きがあります。

脂肪やタンパク質合成を促す

インスリンには脂肪細胞での脂肪分解を抑制し、脂肪分解を抑える作用があります。

インスリンの分泌が不足すると現れる症状

インスリンの分泌が不足すると現れる症状

インスリンが相対的または絶対的に不足すると、身体の血糖値を十分に下げることができなくなり、高血糖を生じます。長期的に高血糖が持続すると、動脈硬化が起こり、臓器障害により様々な症状が起こりえます。
ここでは長期の症状でなく、高血糖により短期的に出現する症状について説明します。
これらの症状が出ている場合には、早めの病院受診が勧められます。可能であれば、一般内科や、糖尿病内科を受診してください。

排尿回数や量が増える(多尿)

高血糖が生じると、糖を尿に排泄する仕組みがはたらき、多尿となる場合があります。

喉の渇き(口渇)

高血糖が生じると、糖を尿に排泄する仕組みがはたらき、多尿となります。その結果、喉が異様に乾く(口渇)という症状が出る場合があります。

たくさん水分を飲むようになる(多飲)

高血糖が生じると、糖を尿に排泄する仕組みがはたらき、多尿となります。その結果、喉が異様に乾く(口渇)ため、気が付くとたくさん水分をとっている・とりたくなる(多飲)という症状が出る場合があります。

意識がぼんやりする・意識を失う

高血糖のみで命を失う場合があります。
命に関わる高血糖で代表的な疾患は2パターンです。

・糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)を起こした場合
・高血糖高浸透圧状態(HHS)という疾患を発症したとき

これらの病気は、インスリンの不足が著しい場合や、インスリンの作用不足に加え極度の脱水の場合に起こります。
ひどい倦怠感から始まり、最終的に意識の異常に至ります。初期の段階では、喉の渇きや口渇、多飲、多尿を伴う場合があります。これらの症状がある場合は、内科、糖尿病内分泌内科を受診、場合によっては救急外来の受診を検討してもよいでしょう。

配信元: Medical DOC

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