せかす声かけは逆効果
「またミスしてる」「ちゃんと見直してよ」とつい言ってしまいがちですが、これは逆効果です。子どもは責められたように感じて萎縮し、「どうせまた間違える」と不安を抱えたまま問題に向かうことになります。結果として集中が途切れ、かえってミスが増えてしまいます。
大切なのは、気持ちを焦らせるのではなく、落ち着いて取り組める環境を整えることです。
机に座り、周りの音や刺激を減らし、穏やかな気持ちで集中して勉強できる状態をつくる。まずは机の上を片付け、必要な道具だけにする。これがケアレスミスを減らすための基本です。
また、声かけを変えるだけでも効果があります。「なんで間違えたの?」ではなく、「どこでズレたか一緒に見てみよう」「もう1回だけ確認しようか」と、責める言葉ではなく、手順に目を向ける言葉にします。間違いを責めるのではなく一緒に確認する形にすると、子どもは安心して見直しに向かえます。
せかされたり責められたりする空気の中では、冷静に頭を働かせることができません。だからこそ、親はまず落ち着いた空気をつくる。それが一番のサポートになります。
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※本記事は、『忙しい親子でも「算数に強い子」に変わるおうちメソッド』<著:柴田 希世美/実務教育出版>より抜粋・再編集して作成しました。
