気づいているあなたへ
「上の子がかわいくない」のは、愛情の差ではなく余裕の差だと、今は思っています。
初めての育児は、誰だって必死です。
正解がわからないまま、不安を抱えながら毎日をなんとか乗り越えていく。
そんな状態で、笑顔で余裕たっぷりに接することの方が難しい。
上の子が「かわいくない」のではなく、親が「かわいいと感じる余裕を持てない時期」に生まれてきた——ただそれだけのことかもしれません。
もし今、上の子への接し方が気になっているお母さんがいたら、こう伝えたいです。
気づいていること自体で、すでに十分だと思います。
あの頃の母には、自分を省みる余裕すらなかった。
でもあなたは今、ちゃんと向き合っている。
親も、完璧ではない一人の人間です。
それでも、我が子のことを思って悩めるなら、きっと大丈夫。
母の告白は、思いがけず私にとっての贈り物になりました。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:K.Matsubara
15年間、保育士として200組以上の親子と向き合ってきた経験を持つ専業主婦ライター。日々の連絡帳やお便りを通して培った、情景が浮かぶ文章を得意としている。
子育てや保育の現場で見てきたリアルな声、そして自身や友人知人の経験をもとに、同じように悩んだり感じたりする人々に寄り添う記事を執筆中。
ママ友との関係や日々の暮らしに関するテーマも得意。読者に共感と小さなヒントを届けられるよう、心を込めて言葉を紡いでいる。

