「ここで働いてみたい」小5息子の夢、広がる。ケンタッキーで感動のお仕事体験

いよいよ本番! オリジナルチキンづくりがスタート

最初に参加者全員で自己紹介を済ませたら、次は「なぜ手洗いが必要なのか」を学ぶ時間。スタッフの話を聞きながら、子どもたちは少しずつ理解を深めていきます。

ケンタッキーの手洗いの工程は、なんと全12ステップも。飲食店の手洗いが細かいことは知っていたものの、実際に説明を聞くだけでもその徹底ぶりが伝わってきて驚かされます。

説明が終わると、子どもたちはキッチンの手洗い場へ移動し、いよいよ実践へ。保護者はキッチンには入れないため、カウンターの外からそっと見守ります。

しばらくして戻ってきた息子。きれいに洗い終えた手をうれしそうに見せてくれました。

オリジナルチキンづくりに入るその前に、まずは少しお勉強の時間。

1羽の鶏からは9ピースが取れ、無駄なく使い切るための工夫がされていることを教えてもらいました。さらに、「ドラム」「ウイング」など、5種類の部位それぞれに名前があることにもビックリ! 形が違うことは何となく知っていましたが、ちゃんとした名前があるなんて、親子そろって「へぇ~!」の連続でした。

そして、いよいよオリジナルチキンづくりへ。

店長さんが手際よくお手本を見せると、子どもたちの表情は一気に真剣モード。お肉を「つなぎ液」にくぐらせ、粉をしっかりまとわせる――このひとつひとつの工程が、おいしさの秘密につながっているそうです。

そして、さらにビックリ! この粉に使われている11種類のハーブ&スパイスのレシピを知っているのは、世界でたった3人だけなのだそう。

ネットで再現レシピを探して何度か挑戦したことがありますが、やっぱり「あの味」にはならない理由に納得してしまいました。

そして、ついに息子の出番。ケンタッキー好きの息子にとって、まさに夢がかなう瞬間です。

チキンをバスケットごと「つなぎ液」にくぐらせ、粉のバットへ。ひとつ工程を進めるごとに、息子の表情がぐっと引き締まります。

店長さんのお手本を思い返しながら黙々と取り組む姿は、まるで小さな職人のよう。周囲に立ちのぼるスパイスの香りに包まれ、作業場の空気まで一気に“本気モード”に変わっていくのを感じました。

オリジナルチキンの中に、ときどき見かける三角形に折りたたまれたような形。

その理由も、この体験で知ることができました。気になる答えは、ぜひ参加してのお楽しみです。

粉付けを終えたら、子どもたちはチキンを持ってキッチンの奥へと進みます。
ここからは、いよいよ圧力調理の工程へ。ポイントは「揚げる」のではなく、特別な「圧力調理」で仕上げること。

外はカリッと、身はふっくらジューシー、骨まわりはホロッと――あの独特の食感を生み出す、ケンタッキーの“秘密兵器”ともいえる圧力釜に、自分たちの調理したチキンが投入される瞬間を、子どもたちは間近で見届けます。

あとは約15分、おいしく揚がるのを楽しみに待つだけです。

「できたてってこんなに違う!」試食で感動、誕生秘話にもワクワクのひととき

チキンが揚がるのを待つ間には、食材を新鮮なまま運ぶ工夫や、店内で一つひとつ手づくりしている理由など、 ケンタッキーのおいしさを支える“裏側の秘密”も教えてもらいました。

なかでも印象に残ったのが、創業者カーネル・サンダースさんのエピソード。

6歳で父を亡くし、働きに出た母親の代わりに家事を担うようになったサンダース少年は、7歳で初めて焼いたパンを遠くの工場で働くお母さんに届けます。母親が心から喜んでくれたことがきっかけで、「おいしいもので人を幸せにしたい」という思いが芽生えたのだそうです。

この話は息子の心にも響いたようで、「もっとお金持ちの人だと思ってた。だから、心に刺さった」と、ぽつり。思いがけないひと言に、筆者もハッとさせられました。

紙芝居を通して、ケンタッキーのサステナブルな取り組みを学ぶ時間もありました。

息子も目を輝かせながら夢中で聞き入ります。

「勉強」というより、楽しみながらどんどん知りたくなる、そんな学びの時間でした。

そうこうしているうちに、待ちに待ったオリジナルチキンが揚がったとの知らせが! いよいよ、できたてを味わう試食タイムの始まりです。

試食にはドリンクもついていて、体験料に含まれているのもうれしいポイント

ひと口かじった息子は、思わず「うまい!」と声が漏れるほど。

熱さにホフホフしながらも、止まらない勢いでパクパク食べ進めていきます。
筆者も味見してみると、衣の香ばしさとジューシーさが重なり合い、思わず笑みがこぼれる未体験のおいしさ。まさに“幸せになる時間”でした。
実はケンタッキーの店舗では、揚げたあとに一定時間寝かせる工程があるのだそう。だからこそ、揚げたてを頬ばれるのは、このプログラムならではの贅沢でした。

あまりにもおいしかったようで、息子は骨のまわりについた小さな身までていねいにはがしてパクリ。

「もう食べるところないよ!」と思わず笑ってしまうほど、最後まできれいに味わっていました。

試食が終わると、一連のプログラムをやり遂げた証として、認定証と紙製メダルが授与されます。※店舗により異なります。

息子をはじめ、最後までやりきった子どもたちの表情には、静かな達成感と、そっと胸を張るような誇らしさが宿っていました。

配信元: マイナビ子育て

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