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重症化した場合の死亡率は50%も…犬の『熱中症』のサインとは?特に『リスクが高い犬種』や正しい応急処置【獣医師執筆】

重症化した場合の死亡率は50%も…犬の『熱中症』のサインとは?特に『リスクが高い犬種』や正しい応急処置【獣医師執筆】

異変に気づいたときの正しい応急処置

室内でぐったりする犬

飼い犬の異変に気づいたら、まずはかかりつけの動物病院に連絡し、冷静に対応することが大切です。かかりつけ医が診療時間外の夜間の場合は、下記のサイトを活用すると便利です。

全国夜間救急動物病院検索サイト

正しい応急処置

すぐに動物病院に連絡する 涼しい環境(エアコンの効いた室内など)に移動させる サーキュレーターやうちわで顔まわりの空気を循環させる:呼吸による熱放散を助けるため 首や内股(太い血管が通っている箇所)を冷やす:保冷剤はタオルやペットシーツで包んで低温やけどを防ぎましょう 濡れタオルを体にかけ、体表からの熱放散を促す(長毛種や、柴犬などの毛が硬い犬種では効果が薄いことも)

やってはいけないNG処置

「早く冷やさなければ」と焦るあまり、逆効果になる処置をしてしまう飼い主さんも少なくありません。

氷水に浸ける、全身を冷水で流す:こうした方法は一見良さそうですが、足先など末梢の血管が収縮し、逆に熱が体の中央にこもってしまいます。測定した体温は下がっていても、内臓は燃えています。 過冷却:冷やしすぎるのもNGです。すぐに病院に行けない場合は、必ず体温を計測しながら冷やし、39.5℃になったらいったん冷却を中止しましょう。その後は体温測定を繰り返し、正常な体温に落ち着くかを確認します。

飼い主さんが取り乱さずに、冷静に対応してあげることが大切です。

今日からできる熱中症予防のポイント

水分補給する犬

冷房や換気を適切に行い、室内の温度湿度を管理する:湿度は60%以下に保ち、エアコンの風が届かない部屋に留守番させることのないよう気をつけましょう。 夏場の屋外活動は最小限にする:屋外のドッグランなどはワンちゃんが楽しくなって遊び過ぎてしまい、気づいたら熱中症になっていた、というケースも。熱い場所に長時間滞在させないよう、飼い主さんが管理してあげてください。 アスファルトを避けた散歩コースを設定する 散歩の際は、頸部を冷やし、こまめに水分補給をする 散歩から帰ってきたら、涼しい環境でしっかり休ませる

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