女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合)の第16週「新風吹くころ」(第76~80回)が13日から始まる。第15週「差し出せぬ手」では、患者の命と願いの間で苦しんだりんが、看護婦として働き続けることさえ困難な状態に追い込まれた。第16週は、りんが医療の現場を離れ、新たな人生を歩み始める大きな転機となる1週間。これまで積み重ねられてきた苦悩と決断を振り返りながら、「新章」の見所を紹介する。
朝ドラ「風、薫る」第16週「新風吹くころ」(第76~80回)ポイント
山本辰治(本田大輔)の死をきっかけに看護への自信を失ったりんは、直美や大山捨松(多部未華子)の勧めを受け入れ、新潟・上越の女学校で舎監として新たな人生を歩み始める。そこで新聞記者・横沢公輔(井上祐貴)との出会いが待ち受ける一方、東京に残る直美も、病院の外で病人を看護する経験を通して、「看護とは何か」という問いと改めて向き合うことになりそうだ。離れ離れになった2人が、それぞれ異なる場所で成長していく新章の幕開けとなる。
【以下、見所】
りんは看護の仕事から距離を置くことを決意し、大山捨松(多部未華子)の紹介で新潟の女学校の舎監として働くことに。そんなある日、偶然新聞記者の横沢公輔(井上祐貴)と出会う。一方、東京では、体調を崩した「瑞穂屋」の店員・柳川文(内田慈)を直美が看護していた。
朝ドラ「風、薫る」第15週「差し出せぬ…」ストーリー展開【振り返り】
第15週患者の願いをかなえることと命を救うことの間で揺れる看護婦の葛藤を真正面から描いた。末期がん患者との別れをきっかけに、りんは看護婦としての自信を失い、心身ともに限界へ追い込まれていった。一方で、直美は親友を守るため、あえて厳しい決断を下した。理想と現実、職業倫理と人間らしさが交錯した1週間は、りんが人生の大きな転機を迎える第16週への布石となった。

