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風、薫る【7/13~第16週】りん新潟編開幕も…気になる直美(上坂樹里)と文(内田慈)の“接近”、新聞記者(井上祐貴)初登場

風、薫る【7/13~第16週】りん新潟編開幕も…気になる直美(上坂樹里)と文(内田慈)の“接近”、新聞記者(井上祐貴)初登場

【以下、ネタバレ】

末期がん患者・山本辰治(本田大輔)の最後の願いをかなえるため、りんは夜の病院を抜け出し、山本を妻テイ(伊勢佳世)のもとへ送り届けた。山本は「牛鍋を食べた」と優しい嘘をついて妻を安心させるが、翌日病院へ戻る途中で倒れ、「助けて…」と言い残して息を引き取る。山本は命を削って帰宅し、最期まで妻を思い続けた。

外科教授・今井益男(古川雄大)は、外出が直接の死因ではないと説明する一方、患者の気持ちを優先したりんを「医療者としては失格」と厳しく諭す。しかし、人として、命より重んじるものがあるという考えは否定しなかった。病院は責任問題を避けるため、りんの処分を先送りにした。

山本の死はりんに深い傷を残し、患者の脈を測ろうとすると手が震え、「助けるって何?」と自問する日々が続く。教授助手の黒川勝治(平埜生成)は、処分を見送るのは病院の保身で、このまま働かせること自体がりんを追い詰めていると直美へ伝えた。

それでもりんは娘・環(英梨)の前では笑顔を絶やさず、気丈な母親であり続ける。しかし患者の宇野(関本昇平)からかけられた「ありがとう」が山本の最期の言葉と重なり、恐怖で体が硬直。処置中も手の震えが止まらなくなる。

りんを案じた直美は、大山捨松(多部未華子)とシマケンに相談する。シマケンは書評になぞらえ、りんは辛い時ほど笑顔という「おかめの面」をかぶって生きてきたと語り、「そんな面は取ってほしい」と訴えた。さらに環が、疲れてる時も悲しい時も、りんが笑うと無邪気に話したことで、りんは張り詰めていた心が崩れ涙を流す。それでも「大黒柱も悪くないです。お面だって好きでつけてます」と笑顔で強がった。

そんななか、宇野の容体が急変。直美から脈を取るよう指示されても、りんは何もできず立ち尽くした。ついに直美は「りん。看護婦、辞めな。りんの事情は患者さんには関係ない。外科看護婦取締として、今のりんには働いてもらえません」と責任者として告げる。「私はクビってこと?」と問うりんに、直美は「りんはそれで誠実な看護ができてると思う? ずっと苦しいでしょ。辞めていいよ」と諭す。りんは「私が働かなきゃ、環も母上も生きていけない」と涙ながらに訴え、詰所を飛び出した。

一方、捨松は夫の巌(高嶋政伸)の力も借りながら、りんの新しい働き口を探していた。シマケンも「細い大黒柱くらいにはなれそうだ」と書評の仕事に励むが、友人・槇村太一(林裕太)から、りんのために本当に小説を諦められるのかと問われ、自らの夢との間で揺れ動く。

看護服姿のまま街をさまよったりんは、かつて働いていた「瑞穂屋」を訪れ、また仕事をさせてくれと社長の清水卯三郎(坂東彌十郎)に頼む。卯三郎は、自分が用意できる仕事では、環女学校へ通わせられるだけの給料は払えないと現実を突きつけ、復職を断った。

失意のまま帰宅したりんを捨松が待っていた。事情を聞いた捨松は「ならば、場所を変えてはどうですか」と切り出し、新潟・上越の女学校で舎監として住み込みで働く仕事を紹介した。家族と離れて1人で暮らす条件に、りんはすぐには決断できず、家族と相談する時間を求めた。

一ノ瀬家を後にした捨松は、待っていた直美へ「新潟の仕事しか見つからなくて…」と詫びる。直美は傷ついたりんを一度医療の現場から離し、再び歩き出せる道を探していた。「直美さんも、辛かったわね」。捨松の言葉に頭を下げた直美が振り返ると、そのやり取りをりんが静かに見つめていた。

朝ドラ「風、薫る」とは?

大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。

配信元: iza!

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