「ショートスリーパー」はなりたくてなれるものなの?主な特徴についても医師が解説!

「ショートスリーパー」はなりたくてなれるものなの?主な特徴についても医師が解説!

ショートスリーパーの特徴

ショートスリーパーの特徴

ここでは「生まれつき短い睡眠でも問題が出にくい体質(自然短眠の傾向)」として特徴をまとめます。大切なのは、睡眠時間が短いことそのものより、短くても日中の眠気や生活の支障が目立たないことです。

日中に強い眠気が出にくい

ショートスリーパーの代表的な特徴は、6時間未満の睡眠でも、日中の強い眠気が目立ちにくいことです。会議中に眠くなる、昼寝がないとつらい、運転中に眠気が強いといった症状がある場合は、ショートスリーパーというより睡眠不足や睡眠障害の可能性を先に考えた方が安全です。

目覚めが比較的すっきりしている

ショートスリーパーでは、短い睡眠でも「寝た感じがある」、つまり睡眠休養感が保たれていることが多いとされています。起床後に頭がぼんやりする時間が長く続きにくく、目覚ましが鳴る前に自然に起きる人もいます。もちろん個人差はありますが、短くても回復感が保たれているかは大きなポイントです。

休日に寝だめが起こりにくい

睡眠不足の人は、平日に足りなかった睡眠を補うように休日に長く寝ることがあります。一方、ショートスリーパーでは、平日も休日も睡眠時間があまり変わらないことが多いとされています。休みの日に時間があっても自然に長く寝ないのであれば、体質的な短眠の可能性を考える材料になります。

思春期以前から、長年同じ睡眠パターンが続くことが多い

自然短眠の人では、短い睡眠パターンが最近始まったものではなく、若い頃から長く続いていることが多いと考えられています。
逆に、最近になって急に睡眠時間が短くなった、ストレスや生活環境の変化で短くなった、という場合は、体質よりも生活要因や病気の影響をまず考えます。

家族にも似た睡眠パターンの人がいることがある

ショートスリーパーの背景には遺伝的要因が関わる可能性があり、DEC2(BHLHE41)、ADRB1、NPSR1、GRM1 など、複数の遺伝子が一部の家系で報告されています。ただし、まだ研究段階の部分も多く、すべてのショートスリーパーを遺伝子で説明できるわけではありません。家族の中に似た睡眠パターンの人がいることは参考になりますが、それだけでは判断はできません。

日中のパフォーマンスが安定している

記憶力や集中力、判断力が大きく落ちず、短い睡眠でも日中の活動が比較的安定していることが、自然短眠を考える上で重要です。逆に、本人は平気だと思っていても、仕事や勉強のミスが増える、反応が遅くなる、イライラしやすいなどがある場合は、通常の睡眠不足の可能性があります。

「ショートスリーパー」についてよくある質問

「ショートスリーパー」についてよくある質問

ここまでショートスリーパーについて紹介しました。ここでは「ショートスリーパー」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

ショートスリーパーの方の性格に特徴はありますか?

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

性格とショートスリーパーを直結させる強い根拠はありません。自然短眠の報告では活動的に見える人が出てくることはありますが、対象人数が少ない研究も多く、性格だけで判断できるものではありません。
一方で注意したいのは、「睡眠が少なくても平気」に見える状態が、体質だけでなく躁状態や軽躁状態でも起こりうることです。睡眠が急に短くなった、気分が高揚して活動が止まらない、浪費や衝動性が強い、といった場合は、ショートスリーパー体質と決めつけず、医療機関で相談してください。

配信元: Medical DOC

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