「なす」を食べ続けた時の”栄養面のメリット”はご存じですか?注意点も管理栄養士が解説

「なす」を食べ続けた時の”栄養面のメリット”はご存じですか?注意点も管理栄養士が解説

なすの栄養は?メディカルドック監修管理栄養士が健康効果・効率的な摂取・保存方法について解説します。

鈴木 友美

監修管理栄養士:
鈴木 友美(管理栄養士)

現在、子育てをしながら在宅での仕事や活動に力を入れています。
健診センターでの特定保健指導・栄養相談の経験を生かして、より多くの方々の健康をサポートできるように知識を深めています。

なすとは?

なすとは?

なすはナス科ナス属の野菜で、原産地はインドといわれています。日本には古くから伝わり、現在では全国各地で栽培されている身近な野菜のひとつです。スーパーでよく見かける長卵形のなすをはじめ、丸なすや長なす、水なすなどさまざまな品種があり、地域ごとに異なる味わいや食感を楽しめます。クセが少なくさまざまな料理に合わせやすいので、焼きなすや煮浸し、炒め物、揚げ物、漬物など幅広い調理法で活用でき、和食・洋食・中華を問わず食卓で活躍します。スポンジのように調味料やだしを吸収しやすいため、シンプルな味付けでもおいしく食べられる野菜です。なすは一年を通して店頭に並びますが、露地栽培の旬は6〜9月頃です。夏から初秋にかけて収穫されるなすは、みずみずしくやわらかな食感が特徴です。

なすに含まれる栄養素

なすに含まれる栄養素

カリウム

カリウムはミネラルの一種で、体内のナトリウムとのバランスを保つ働きがあります。なす100gあたりには220mgのカリウムが含まれています。現代の食生活では塩分を摂り過ぎる傾向があるため、カリウムを含む野菜を適度に取り入れることは、栄養バランスのよい食生活につながります。なすはカリウムを比較的手軽に摂取できる野菜のひとつです。

食物繊維

なすには100gあたり2.2gの食物繊維が含まれています。なすに含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維の割合が比較的多いことが特徴です。不溶性食物繊維は水に溶けにくく、水分を吸収して便のかさが増す性質があります。そのほかにも、食物繊維は食後の血糖値の上昇を緩やかにする働きがあることが知られています。

ナスニン(ポリフェノール)

ナスニンは、なすの皮に含まれる紫色の色素成分です。ポリフェノールの一種であるアントシアニン系色素で、なすを代表する成分として知られています。ナスニンは果肉よりも皮の部分に多く含まれているため、栄養を無駄なく摂りたい場合は皮ごと調理するのがおすすめです。

葉酸

葉酸はビタミンB群の一種で、細胞の増殖や赤血球の形成に関わる栄養素です。なす100gあたりには32μgの葉酸が含まれています。葉酸はさまざまな年代で必要とされる栄養素ですが、特に妊娠を計画している方や妊娠中の方にとって重要な栄養素として知られています。

ビタミンC

なすには100gあたり4mgのビタミンCが含まれています。ビタミンCは野菜や果物に多く含まれる水溶性ビタミンで、体内では合成できないため食事から摂取する必要があります。なすに含まれる量は多くありませんが、さまざまな栄養素を補給できる野菜のひとつです。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。