給食改革で病欠者を12分の1にした話題の農家が教える「夏の最強野菜」とは?

給食改革で病欠者を12分の1にした話題の農家が教える「夏の最強野菜」とは?

夏に食べたい“最強野菜”=空心菜に注目!

ここからは、本書でおすすめされている食材のひとつ、空心菜にフォーカスしてみます。

空心菜は、夏が旬の葉物野菜。葉物野菜は冬が旬のものが多いなか、暑い時期に元気に育つ貴重な存在です。本書では、吉田さんが「夏の葉物野菜の王様」と呼ぶほどおすすめしている野菜として登場します。

本書によれば、空心菜は夏の強い日差しを浴びても葉が傷まないほど生命力が強く、その理由は、自分の体を紫外線から守るための成分(抗酸化物質。本書では「ファイトケミカル」とも紹介されています)をしっかりたくわえているからなのだそう。

くわえて、汗で失われがちなカリウムも豊富に含まれていると紹介されています。夏バテや暑さが気になる季節に、覚えておきたい野菜です。

そして空心菜の魅力は、味にくせがなく、使い道がとても広いこと。本書でも、サラダや炒め物、味噌汁はもちろん、キャベツの代わりとしてお好み焼きやたこ焼き、ちゃんぽんなどに入れても美味しい、と紹介されています。

「買ったことはあるけれど、炒め物くらいしか作ったことがない」という方も多いはず。せっかくなので、この使い勝手のよさを生かしたレシピにトライしてみましょう。

空心菜を使いこなす!おすすめレシピ ▼炒めるだけじゃない。さっぱり「空心菜のツナサラダ」

まずは、空心菜の意外な一面から。さっと茹でた空心菜を、ツナと玉ねぎ、マヨネーズで和えるだけのお手軽サラダです。炒め物のイメージが強い空心菜ですが、シャキシャキの食感を生かしたサラダにすると、暑い時期にもさっぱりいただけます。冷蔵庫で冷やして食べるのもおすすめです。

▼キャベツ代わりにも!空心菜のじゃがのみ焼き

本書でも提案されているお好み焼き風レシピ。みじん切りにした空心菜を、じゃがいも・ウインナー・卵・小麦粉と混ぜて焼けば完成です。お好み焼き粉がなくても作れるので、思い立ったときにすぐ試せます。ソースとマヨネーズをかければ、子どもも喜ぶおかずやおやつに。

▼あと一品に。空心菜と油揚げのお味噌汁

本書でも、味噌汁は空心菜のおすすめの食べ方のひとつとして挙げられています。空心菜と油揚げでさっと作れる一杯で、炒めたときのようなぬめりが出にくく、シャキシャキとした歯応えを楽しめます。汁物なら、水に溶け出しやすいカリウムも、スープごといただけます。

夏だけじゃない!一年中使える「元気になる食べ方」

空心菜は夏の野菜ですが、本書で紹介されている食事に関する考え方は夏に限った話ではありません。

「野菜は皮ごと食べる」「玄米や分づき米をとり入れる」「いりこ(煮干し)で海のミネラルをとる」「本物の発酵食品を選ぶ」「よく嚙む」――こうした食習慣は、季節を問わず、今日から少しずつ試せるものばかり。

くわえて冬野菜の選び方や、皮を美味しく食べるコツ、消化がよくなる煮干しの食べ方など、一年を通して使えるヒントが詰まっています。

まずは気になったものをひとつ、1か月。それだけでも、体の変化を感じられるかもしれません。

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