女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合など)の第78回が15日に放送される。第16週「新風吹くころ」で描かれた伏線を振り返りながら、その見どころを解説していく。
朝ドラ「風、薫る」第78回(7月15日放送予定)見所
りんが新潟に到着した。校長の望月勘治(関智一)や女学生の長見久(近藤華)たちに囲まれ、女学校で舎監として働き始める。一方、直美を訪ねて軍人の小川吾郎(甲斐翔真)が病院にやってくる。10日に放送された第16週の予告では、直美に好意を寄せる小川が「結婚はできますよね?」という言葉を口にするシーンがあり、直美との関係にも注目が集まる。
朝ドラ「風、薫る」第16週「新風吹くころ」(第76~80回)ストーリー展開【振り返り】
看護婦として限界を迎えたりんは、直美から「看護婦、辞めな」と告げられ、大山捨松(多部未華子)から新潟・上越の女学校で舎監として働く道を示される。夕暮れの一ノ瀬家で、りんと直美は、気まずい空気のなか本音をぶつけ合う。直美は、次の仕事のことも考えないと、辞めろなどは言えないと胸中を明かし、りんの娘・環(英梨)の学費を援助すると申し出るが、りんは「そんなことまで頼れない」と拒む。「家族じゃないから?」という問いをきっかけに、2人は感情をぶつけ合う。直美は、がんで亡くなった山本辰治(本田大輔)を病院から連れ出した際、なぜ相談してくれなかったのかと訴えた。りんは、直美を巻き込めば看護婦取締としての立場を失うと思ったからだと説明するが、直美は「困らせてよ! 一緒に」「家族って、大事な時こそ頼るもんじゃないの?」と叫び、ついには「でれすけ!」と罵り合うほど激しく衝突した。
直美はりんの母・美津(水野美紀)と環を呼び、りんが新潟へ行く間、自分が東京で環を育てるとし、「私が家族になりたいの。ならせてください」と頭を下げた。「おかしいでしょ…」と戸惑うりんに、美津は「今までも世間さまの当たり前の道を、りんは歩んでこなかったではないですか?」と優しく背中を押す。環は「お母さんの夢ってなに?」と問いかけた。りんが「環が、好きな夢を持てるように元気で働くお母さんでいること」と答えると、環は「さみしいけど、お母さんが夢をかなえるのはうれしい。この頃、お母さんが元気ないのは悲しい…」と言った。涙を流しながら環を抱き締めたりんは「新潟で元気に働いてきます。自分の力で生きることは諦めたくない」と決意を固め、直美と美津に環を託した。「直美さんがもう人のお母さんになってくれるのはうれしいよ」という環の言葉に泣き崩れる直美を見て、りんは「なんで直美さんが泣くのよ」と笑った。

