事実ベースで「やんわり」伝える関係改善のコミュニケーション術
対話が成り立たない職場を少しでも良くするために、部下の側からアプローチできることはないのだろうか。上司との関係で悩んだとき、ただ我慢するか逃げるかだけでなく、少しだけ工夫して気持ちを伝える方法がある。それは、職場環境でのずれや誤解を解く方法としてのコミュニケーション術だ。
まず、自分のイライラした気持ちをそのままぶつけるのではなく、何が起きたかという事実を整理する。そして、その事実に対して自分がどう思ったかを、トゲのない言葉でやんわりと上司に伝えるのだ。実は、上司自身も自分が周りを振り回していることに気づいていない場合が多い。相手を無理やり変えることはできなくても、気づかせるきっかけを作ることはできる。
組織育成パートナーの宮治有希乃氏は、上司自身が自分の感情的な言動に無自覚であるケースが非常に多いと指摘したうえで、部下には客観的な事実をベースに、勇気を持って「やんわり」と気持ちや意見を伝えることを検討してみてはと提案する。こうしたアクションが、上司が変わる最初のきっかけになるかもしれない。

