風、薫る【7/17第80回】文(内田慈)の看病続ける直美(上坂樹里)、家飛び出したサワ(磯山さやか)の「事情」

風、薫る【7/17第80回】文(内田慈)の看病続ける直美(上坂樹里)、家飛び出したサワ(磯山さやか)の「事情」

「風、薫る」第79回(7月16日放送)【振り返り】

新潟編のキーパーソンとなる新聞記者の横沢が本格登場。りんは「正しい社会とは何か?」という問いに向き合い、新たな価値観と出会う。東京では病に倒れた文と直美の距離が少しずつ縮まり、「何も残さず、きれいさっぱり人生終える」ことを望む文の過去にも、どこか割り切れない影がのぞく。ラストでは、寮生の久とサワの親子関係が判明し、第80回へ向けて、それぞれの「家族の物語」が大きく動き始めた。

【以下、ネタバレ】

行列に割り込んだ羽田を、横沢は「一番最後に来た人は、一番最後に並ぶ。当たり前のことです。並び直してください」と一喝。周囲が慌てて「羽田家の大旦那さまられ」と耳打ちするも、「老婆を押しのけ我先に飴を買おうとしたこと…詫びることもできぬ病に掛かってらっしゃるのか、おかわいそうに」と横沢の舌鋒は衰えず、「金が全ての成金がよくかかる病です」と皮肉った。老婆といたサワは、りんと横沢に感謝。2人が去った後、横沢はりんを飴屋へと誘った。

新聞記者で、りんの情報をすでに掴んでいた横沢は隣の信州から来た「よそ者」で、民権運動を追っているという。横沢は、15円以上の納税をした者にしか選挙権がない現状に触れ、「そんなのは間違っている」と主張。りんは自らの苦い過去を重ねながら、亡き父・信右衛門(北村一輝)から教えられた「過ちて改めざる、これこそ過ち」という論語に触れ、「では、正しい社会とはなんですか?」と問いかけた。横沢は「気に入りました。あなたのこと、大いに気に入りました。また会いましょう」と笑い、強引に握手を交わした。

その頃、東京の「瑞穂屋」で、ドイツ人客を接客していた文が突然、腹を押さえて倒れ込んだ。長屋へ付き添い、看病する直美。むくみや吐き気を訴える文に、直美は「一度医者に診てもらいましょう」と勧めるが、文は「お金が…」と拒む。直美は「すみませんが、医者呼んできます。私看護婦なのに、病人がお金のせいで治療受けないの見るのもう嫌なんです」と返すが、文は「それはあなたの勝手でしょう」と言った。

夜、直美が連れてきた町医者から文は胃炎の薬を処方された。治療費を受け取ろうとしない直美に、文は「タダより高いものはないってね」とお金を握らせ、自分のことを語る。「借金があって…返してるんです。それに、長生きしたいとも思いませんし、する必要もありませんから」。文は家族もなく、「何も残さず、きれいさっぱり人生終えること」が望みだと冷めていたが、直美のまっすぐな生きる力に触れ、少しだけ心を緩めた。「ほんとに何も(望みは)ないんですか?」と聞く直美に、1つだけあるとし、「早く…1人でゆっくり寝たい」と天邪鬼な冗談を言う文。直美は「私よりへそ曲がりな人に初めて会いました」と笑い、文も「おほめに預かり光栄です」と返した。

朝ドラ「風、薫る」とは?

大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。

配信元: iza!

提供元

プロフィール画像

iza!

ネットで話題のネタや旬なニュースがサクッとわかるサイト 産経デジタル独自の原稿を掲載しながら、産経ニュース、サンスポ、zakzakなどさまざまな媒体のニュースを掲載。気になるニュースや話題がサクッとわかるサイトです。