■ ウエストランド井口の反論とファンの分断
このジャーナリストの意見はSNS等で急速に拡散されたが、これに対して異を唱えたのが、サッカーファンとしても知られるお笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之である。
井口は「僕は楽しんでいる人を冷ます必要はないと思います」と主張。サッカーファンにW杯というエンターテインメントの最高峰をより深く提供するための「ゲスト出演」と、日本代表としての「大会の検証・総括」は全くの別問題であり、両者を混同してエンタメの場に水を差すべきではないとの立場を示した。
一般のサッカーファンの間でも、この件に関する意見は真っ二つに割れている。
【ジャーナリストに賛同する声】
「マジでコレ。森保監督が決勝のゲストなのにずっとモヤモヤしていたから、言語化してくれてありがたい」
「仮にも本気で優勝を目指していた大会の決勝戦に、敗退した指揮官が解説者として現地に行くのは違和感がある」
「もし野球のWBC決勝で、敗退した侍ジャパンの井端監督が解説をやっていたらボロクソに言われたはず。サッカーはなぜ許されるのか」
【擁護・歓迎する声】
「純粋にW杯の決勝を楽しみたいだけ。検証は別の場でやればいい」
「世界のトップレベルの戦いを、現在の日本代表監督がどう見るのかは単純にコンテンツとして価値がある」
■ 求められる「エンタメ」と「検証」の両立
今回の騒動は、単なる「テレビ番組のゲスト出演の是非」にとどまらず、「敗退後の代表チームに対する適切な評価と検証のシステムが日本に根付いているか」という本質的な問いを浮き彫りにした。

