“授かり婚”後の夫婦仲、上昇か下降か
授かり婚を「順番が違うのでは?」「できなかったら結婚しなかったんじゃない?」とあれこれ言う人もいるでしょう。しかし、結婚後、現場で2人の問題になるのは、結婚より妊娠が先だったことではありません。2人が話し合わずに生活を進めることです。
「親への報告を片方に押し付ける」「お金の話をしない」「家事育児分担を曖昧にする」「女性の体調を軽く見る」「男性が不安を一人で抱え込む」などが積み重なると、数年後、授かり婚かどうかは関係なく夫婦仲は崩れます。
2人が同じ方向を向き、早い段階から現実を話し合えると強い夫婦になります。妊娠という大きな出来事をきっかけに、恋人から家族へ、そして親へと一気に成長するカップルもたくさんいます。
昭和バブル世代の私は、世間体・順番を守る昔の価値観という空気も知っています。令和の結婚に必要なのは、世間に見せる順番より、目の前の命とパートナーに向き合う誠実さです。
亀梨さんと田中さんの発表に多くの祝福が集まったのも、時代の変化を象徴しているように感じます。結婚の形は1つではありません。長続きする幸せを手に入れるために必要なのは、2人の思い込みは捨てて、都度話し合うこと。私は25年間、「妻はこう思っているだろう」「夫はこういう人だから」と決めつけて生活を続け、グチャグチャになる夫婦を何組も見てきました。
授かり婚であろうがなかろうが、夫婦ラブラブ度には、まったく関係ないというのが私の持論です。
