桃を食べ過ぎるとどうなる?メディカルドック監修管理栄養士が栄養素・健康効果・保存方法について解説します。

監修管理栄養士:
荒井 佳奈恵(管理栄養士)
委託給食会社勤務、栄養教諭、フィットネスジム栄養指導などを経て、現在は特定保健指導やスポーツ栄養、コラム執筆などに従事。予防栄養に関心が深くその分野を中心に活動範囲を広げている。食アスリート協会認定講師、健康食育シニアインストラクター。
桃とは?

桃は中国を原産とするバラ科モモ属の落葉小高木です。国内の主な生産栽培地は山梨県、福島県、長野県などで、これら上位3県で全国の生産量の約7割を占めています。収穫の旬は夏であり、主に6月下旬から9月頃にかけて市場に出回ります。ハウス栽培や早生品種から晩生品種へのリレーにより、夏季を通じてみずみずしい果実が順次流通しており、日本の夏を代表する果物の一つです。
桃は一日にどのくらい食べると食べ過ぎ?

日本のガイドラインにおいて、桃そのものに限定した摂取量の基準は設定されていません。国の指標では、果物類全体として1日当たり200g程度を摂取することが目標とされています。桃1個の可食部はおよそ200gであるため、他の果物を食べない場合は「1日1個程度」がひとつの目安になります。ただし、この200gは上限ではなく目標量であり、桃を1日に2個以上食べたからといって、直ちに健康に悪影響が出るわけではありません。食事全体のエネルギー量や糖質量、体調、持病の有無によって適量は変わるため、桃を毎日何個も食べる習慣がある場合や、下痢・腹痛などの不調が出る場合は摂取量を見直しましょう。

