どこまで「正直」に話しているのか?
他にも食い違う証言がいくつかある。
そのうちのひとつが暴行の回数だ。
川口被告は警察の取り調べではおよそ70回暴行したと話していたが、裁判では55回暴行したと話した。だが少年は「川口被告は100回以上暴行した」と話している。
だがいずれにしても被告らが暴行して死亡させた事実には変わりない。
彼らは暴行を終えた後、ボロボロになった被害者を見て当時どのように考えたのだろうか。
弁護士「死んでしまうかもしれないとかは思いませんでしたか」
川口被告「まったく思わず、不安もなかったです」
弁護士「被害者が亡くなったと知って、どう思いましたか」
川口被告「(別の場所に移動していたから)自分は殺してない、だれかがとどめを刺したんだと思いました」
さらに少年は日頃抱えていたストレスを発散するために暴行を加えていたとしてこういった。
少年「こいつにしても大丈夫だろうって」
何が「事実」なのか?
彼らはどこまで「正直」に話しているのか?
裁判はこのあと分離され、月末以降、川口被告と少年に求刑が出される。強盗致死罪は原則、「死刑」か「無期懲役」だ。
判決は来月7日に言い渡される予定だ。

