北海道の未来を変える!「地域ジェンダーコレクティブコーディネーター養成講座」がキックオフ

北海道の未来を変える!「地域ジェンダーコレクティブコーディネーター養成講座」がキックオフ

こんにちは、森さやかです。

2026年7月4日「地域ジェンダー・コレクティブ・コーディネーター養成講座」がキックオフを迎えました! 本講座は、ジェンダー課題を地域のみんなで解決したい人たちに向けたもので、全8回(うちオンライン6回)にわたる本格的なプログラムです。今回、私は初回のセッションで特別ゲストとして講師を務めさせていただきました。

なぜ今、北海道で「ジェンダーコレクティブ」なのか?

皆さんは、2026年の都道府県版ジェンダーギャップ指数において、北海道は「行政」が最下位の47位、「教育」「経済」の分野で47都道府県中46位という深刻な状況にあることをご存じでしょうか。 さらに、コロナ禍以降(2020~2024年)における北海道の女性の転出超過数(社会減)は、なんと男性の約7.1倍にものぼります。未婚の若い女性が流出することで、北海道の人口問題はまさに「ジェンダー問題」と直結しているのです。
だからこそ、地方のジェンダー課題を多様な団体・機関と協働で解決するための「コーディネーター」の存在が今、強く求められています。

孤立させない!ジェンダーへの警戒心をほどく「伝え方」の戦略

私のセッションでは、第一歩として「ジェンダーへの警戒心をほどく『伝え方』(巻き込みの戦略)」と題してお話をさせていただきました。
参加者の方々とお話しする中で、「『意識高い系の話でしょ』と敬遠されてしまう」「そもそも周りに課題だと感じている人が少なく、共感を得られない」といった、地域や組織で活動する上での切実な声が多く聞かれました。現場から突きつけられる「ダイバーシティは孤独」という悩みです。

なぜ人は「ジェンダー」と聞くと身構え、警戒してしまうのでしょうか? それは、「あなたが悪い」と責められているように感じる防衛本能や、「正しい知識がないとダメ」という正論の圧に対する疲弊があるからです。また、従来の役割で努力してきた人にとっては自分の生き方を否定されるような恐怖があり、一部の過激な事例を見て「関わると面倒」という忌避感を持ってしまうことも心の壁になっています。
では、どうすれば対話のハードルを下げられるのか。私は、日々の言葉を届けるアナウンサーという立場から、そして一般の方々にも広く関心を持ってもらう仕組みづくりとして「NEW RAIL AWARD」を企画した経験から、マインドセットと戦略をお伝えしました。

現在、私たちが立ち上げている北海道ジェンダーダイバーシティアワード「NEW RAIL AWARD」も、まさにこの戦略から生まれました。これまで取り組んできた好事例や自分らしい生き方を実践している人(ロールモデル)を募集・評価し、広く情報を発信していく仕組みです。SNSも活用し若い世代に波及させることで、「ジェンダー=窮屈なもの」ではなく、北海道で働く・暮らす選択肢や可能性を広げるポジティブなムーブメントとして届けることを心がけています。
 
https://gchokkaido.syaa.jp/award2026

配信元: SODANE