オクラを食べ過ぎるとどうなる?メディカルドック監修管理栄養士が栄養素・健康効果・保存方法について解説します。

監修管理栄養士:
大隅 加奈子(管理栄養士)
管理栄養士取得後、特定保健指導や病院で栄養管理・栄養指導・給食管理に従事し、現在はフリーで活動中。イベントやセミナーに参加し、みなさまの食生活のお悩みに応えられるよう努めています。
オクラとは?

オクラはアオイ科の植物で、原産地はアフリカ北東部といわれています。日本には江戸時代末期に伝わり、観賞用として栽培されていましたが、現在では夏を代表する野菜として広く親しまれています。当初は「陸蓮根(おかれんこん)」と和名で呼ばれていましたが、現在は英語の「okra(オクラ)」に由来し世界中で親しまれています。オクラの最大の特徴は、表面を覆う細かい産毛と、独特のネバネバとシャキッとした歯ざわりの食感が料理を引き立て、和え物・炒め物・天ぷらなどと幅広い料理に使われています。そして刻むと現れる五角形の星形の断面は、ユニークな形状から料理の彩りとアクセントとしても人気があります。一般的に流通しているのは切り口が五角形の星形になる五角オクラですが、その他にも丸オクラ、赤オクラ、白オクラ、ミニオクラなど多様な品種があり、切り口の形や色の違いが料理の彩りとしても楽しめます。旬は6〜9月頃で、鹿児島県・高知県・沖縄県などの温暖な地域で多く栽培されています。
オクラは一日に何本以上食べると食べ過ぎ?

厚生労働省の「健康日本21(第三次)」では、1日の野菜摂取目標量を350g以上としています。オクラ1本12gの場合、10本で120gになります。ただし、他の緑黄色野菜も含めた全体の目標量です。オクラには食物繊維が豊富に含まれているため、一度に大量に食べると腹部の張りや下痢などの消化器症状を起こすことがあります。食べ過ぎを防ぐためにも、さまざまな野菜と組み合わせてバランスよく摂取することが大切です。もともと野菜の摂取量が少ない方、胃腸が弱い方は、体調に合わせて食べる量を調節しましょう。

