ものまね芸人・ホリ「回らなくなってきたかも」フル活用でも限界な在宅介護のリアル

ものまね芸人・ホリ「回らなくなってきたかも」フル活用でも限界な在宅介護のリアル

ものまねタレントのホリが、自身のSNSで高齢の親の一人暮らし介護における切実な現状を明かし、反響を呼んでいる。見守りカメラ3台、AirTag4機を導入し、訪問看護や訪問診療、ヘルパー、ケアマネジャーといった外部サービスをフル活用したうえで自身も週1回通っているものの、「回らなくなってきたかも」と悲鳴を上げているからだ。親の在宅介護を行う就労世代の約9割がリフレッシュや休息の時間を十分に確保できていないという調査結果もあり、介護者自身の疲弊や共倒れをいかに防ぐかが今までに増して問われている。

ホリは21日、自身のXで「急遽 実家に帰ります そして、すぐ仕事にいきます 切実な介護問題 高齢者の一人暮らし」と切り出し、現在の介護体制を詳細に記した。実家の親の見守りのために見守りカメラ3台とAirTag4機を配置し、さらに「訪問看護週2」「訪問診療隔週1」「ヘルパー週1」「ケアマネ月1」という手厚い体制を組み、自身も「息子週1で行ってても」という過密なスケジュールで足を運んでいるという。

しかし、ハイテク機器と多面的な介護サービスを組み合わせてなお、「回らなくなってきたかも (親の)足腰も弱ってるので」と、在宅で一人暮らしを支えることの限界を告白した。直後の投稿では「電車乗り間違えパターン 痛恨のミス タイムロス」と焦りや疲労からか、移動中にミスを犯したことも明かしており、平日・週末も昼夜も場所も問わずイレギュラーな仕事が入りやすい芸能人ならではの過酷さも垣間見える。

就労世代の9割が「休息不足」

こうしたホリの苦悩は、決して特別なものではない。介護事業を展開するSOYOKAZEが、親の在宅介護を行っている45歳から65歳までの就労世代330人を対象に実施した「就労世代の在宅介護とレスパイトケア活用に関する実態調査」(2026年5月発表)によると、働きながら家族介護を行うなかで自身の心身に「負担を感じる」と答えた人は実に93.6%に達している。

さらに、自分自身のリフレッシュや休息のための時間を「十分に確保できていない」と回答した人は89.4%と約9割を占めた。在宅介護を続けるなかで最も不安に感じる理由の1位は「心理的ストレス」(37.3%)で、「身体的な負担」(19.4%)や経済的理由を大きく引き離している。仕事と介護の両立に挑むホリと同年代の就労世代ほど、自分の休養を後回しにして限界まで背負い込んでしまう構図が浮き彫りになっている。

「プロに任せる」という選択

ホリの投稿を受け、SNS上では同じように介護に悩む人々や経験者から多くのメッセージが集まった。

「これは大変ですね! 本当無理はしないでください」

「みんなどこも一緒ですね」

といった共感や労いの声が多数寄せられる一方で、目立ったのは「家族だけで抱え込まずプロの手を借りるべき」という現実的な助言だ。

ネット上では、

「介護って本当に家族だけの頑張りでは限界が来るよね…。 見守りやサービスをこれだけ入れていても回らなくなる時期はあると思う。無理せずケアマネさんと今後の支援体制を相談してほしい」

「施設入居も考えても誰も責めないしお互い気持ち落ち着けるかもしれませんよ…一人で背負わなくて大丈夫…」

「説得して施設も考える方が」

「介護はプロに金を積んで任せましょ」

といった、介護者側の人生や健康を守るための建設的な意見が相次いでいる。

配信元: iza!

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