「クエン酸」が多い”3つの飲み物”はご存じですか?過剰摂取の症状も管理栄養士が解説!

「クエン酸」が多い”3つの飲み物”はご存じですか?過剰摂取の症状も管理栄養士が解説!

クエン酸が不足すると

クエン酸が不足すると

クエン酸は体内で生成される有機酸であり、ビタミンやミネラルのような必須栄養素ではありません。そのため、「クエン酸不足」が原因となる特有の症状は現在のところ確認されていません。一方で、クエン酸を多く含む果物や野菜の摂取が不足すると、栄養バランスの偏りにつながる可能性があります。

疲労感が続く

クエン酸不足そのものが疲労感を引き起こすという科学的根拠はありません。しかし、果物や野菜の摂取不足によって、エネルギー代謝に関わるビタミン類やミネラルの摂取量が減ると、疲れやすさを感じる場合があります。また、食事の偏りによって十分なエネルギーを摂取できていないことも、疲労感の一因となることがあります。

食欲が低下する

レモンや梅などの酸味は、唾液や胃液の分泌を促し、食事をおいしく感じやすくする働きが期待されています。そのため、酸味のある食品を取り入れる機会が少ないと、特に暑い時期や食欲が落ちやすいときには、食事が進みにくいと感じる人もいます。ただし、これはクエン酸不足による症状ではなく、酸味による刺激が少ないことが関係していると考えられます。

ビタミンやミネラルが不足しやすくなる

クエン酸を多く含むレモンやオレンジ、グレープフルーツ、梅などには、ビタミンCやカリウム、食物繊維なども含まれています。これらの食品を食べる機会が少ないと、クエン酸だけでなく複数の栄養素の摂取量が不足しやすくなります。健康維持のためには、特定の栄養素だけを意識するのではなく、さまざまな食品を組み合わせた食生活を心がけることが大切です。

クエン酸を過剰摂取すると現れる症状

クエン酸を過剰摂取すると現れる症状

クエン酸は通常の食事で過剰摂取になることはほとんどありません。しかし、クエン酸を含むサプリメントや健康食品を大量に摂取した場合や、酸性の飲料を頻繁に摂取した場合には、体に影響を及ぼすことがあります。

胃痛や胃の不快感

クエン酸は酸性の成分であるため、一度に大量に摂取すると胃の粘膜が刺激され、胃痛や胃もたれ、胸やけなどの症状が現れることがあります。特に空腹時にクエン酸を多く含む飲み物やサプリメントを摂取すると、胃への刺激が強くなる場合があります。

下痢や腹痛

クエン酸を過剰に摂取すると、腸が刺激されることで下痢や腹痛などの消化器症状が起こることがあります。通常の食品から摂取する量で問題となることはほとんどありませんが、サプリメントを推奨量以上に摂取することは避けましょう。

歯のエナメル質が溶けやすくなる

クエン酸を多く含む飲み物は酸性度が高く、長時間または頻繁に摂取すると歯のエナメル質が溶ける「酸蝕症(さんしょくしょう)」のリスクが高まります。クエン酸を多く含む飲み物を飲んだ後は、水で口をすすぐことや、時間を空けてから歯磨きをすることが推奨されています。

配信元: Medical DOC

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