中島歩「Tシャツが乾くまで」【インタビュー】「全部裏切っていきます。ラブストーリー、サスペンス、ミステリーといった枠にはめないで見ていただけたら」

中島歩「Tシャツが乾くまで」【インタビュー】「全部裏切っていきます。ラブストーリー、サスペンス、ミステリーといった枠にはめないで見ていただけたら」

女優の蒼井優が主演を務める連続ドラマ「Tシャツが乾くまで」(TBS系、毎週金曜午後10時)。24日に放送される第3話では、主人公の瀬尾咲子(蒼井)と、中島歩演じる園田樹生の関係性が新たな局面を迎え、物語が大きく動く。中島は本作について「既存の価値観では定義できない関係、在り方、その先にあるものを描いている作品」と分析し、「ラブストーリー、サスペンス、ミステリーといったジャンルにははめ込まないで見ていただけたら。全部裏切っていきます」とコメント。第3話の放送を前に、自身が考える作品の魅力や役作り、座長・蒼井との共演秘話などを語った。

「Tシャツが乾くまで」とは

「silent」「いちばんすきな花」(23年)「海のはじまり」(24年、いずれもフジテレビ系)などの脚本を手がけた生方美久氏によるオリジナルストーリー。愛する夫と幸せな結婚生活を送っていた瀬尾咲子(蒼井)が、ある夏の日に別の夫婦とともにバスの転落事故に巻き込まれたことで、当たり前に続くと思っていた日常が崩れ去り、愛する人の“第3金曜日の秘密”が暴かれていくさまを描く。

樹生は、咲子の夫・充(松山ケンイチ)が行方不明になったバス事故で亡くなったあずさ(夏帆)の夫。素朴で生真面目な性格だが、若干空気を読めないところがある。本人に悪気はなく、その不器用さがどこか憎めない。事故が起こる2カ月前、充とあずさが近所のコインランドリーで親し気に会話する様子を偶然目撃。2人が毎月第3金曜日に約束してそのコインランドリーで会っていたことを知り、不倫関係だったのではないかと疑っている。

第2話(17日放送)では、事故の日までのあずさと充について調べる咲子と樹生の姿が描かれた。シャンプーとタバコのにおいを通じ、それぞれのパートナーを思い起こす場面では、互いに抱えた心の傷を咲子と感じ、徐々に距離を縮めていった。第3話はその直後、咲子のもとに事故の対応にあたる長野県警からの電話がかかってくる場面から始まり、衝撃の新事実が明かされる。

自分の価値観で腑に落ちない部分をどのように“落としていくか”

――台本を読んだ感想を

「毎話びっくりするような展開が待ち受けているところが、一つの大きな魅力だと思いました。

それに、『自分もそういう先入観を持っていたんだな』など、見ている側の考え方や価値観を突いてくるなと。新しい人間関係、夫婦…そういう言葉では言い表せないような、既存の価値観では定義できない関係、在り方、その先にあるものを描いている作品だと感じています。僕自身、台本を読んでいて『どうしてこんなことを言ってしまうんだろう』と感じる部分があります。そこはきっと視聴者の方も引っかかる部分でもあると思うので、腑に落ちない部分をどのように“落としていくか”意識しています」

――樹生をどのような人物だと捉えて演じていますか?

「大切なものを突然失ってしまった人。そこが一番大事だと思って演じています。バス事故で妻を亡くして、日常がガラッと変わってしまう。そのために言わないほうがいいことを言ってしまったり、やってしまったり。大切な人を亡くして、思わぬことをしてしまう人の状態に自分を持っていくことを意識しています」

――演じるにあたり、土井裕泰監督とは細かくお話されているとか

「撮影は話数順に進むものではないので、この演技で合っているのか不安になったときは、監督にその都度確認しています。『ここはどういうシーンなのか』『このシーンでこの人物はどう見えるか』などをお話しするとともに『各話について、自分はどう思ったか』も話し合っています。お互いの感想を出し合うことで、作品に対するコンセンサス(見解の一致)を得ていくような感じです」

配信元: iza!

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