「にんにく」を熟成させると”何の栄養”が増加する?注意点も管理栄養士が解説!

「にんにく」を熟成させると”何の栄養”が増加する?注意点も管理栄養士が解説!

にんにくを食べる時の注意点

にんにくを食べる時の注意点

胃腸の不調に注意

にんにくに含まれる発酵性のオリゴ糖であるフルクタンは、消化されにくく膨満感、腹痛を引き起こすことがあります。特に、過敏性腸症候群(IBS)の方は発酵性のオリゴ糖をはじめとする特定の糖質、FODMAP(フォドマップ)により症状が悪化しやすいと言われていますので注意が必要です。

口臭や体臭に注意

香り成分が体内で代謝され、口臭や体臭が気になることがあります。口臭は丁寧に歯磨きを行えば数時間で和らぎますが、体臭は数時間以上残ることがあります。

薬との組み合わせに注意

通常の料理に使う程度のにんにくであれば、過度に心配する必要はありません。ただし、にんにくサプリメントや濃縮エキスなどを利用する場合は、成分を多く摂取することになるため注意が必要です。ワーファリンなどの抗凝固薬やアスピリンなどを服用している方、手術を予定している方は、出血しやすくなる可能性があるため、自己判断で摂取せず、事前に医師や薬剤師に相談しましょう。妊娠・授乳中は食品に含まれる量を超える経口摂取について安全性に注意が必要です。にんにくを大量に食べたり、サプリメントや濃縮エキスを自己判断で利用したりすることは避けましょう。

にんにくの栄養素を効率的に摂取する方法

にんにくの栄養素を効率的に摂取する方法

刻んでから少し置く

にんにくに含まれるアリインはアリイナーゼという酵素によってアリシンに変化します。すりおろしたり、細かく刻んだりすることでその反応が進みアリシンが生成されやすくなります。

ビタミンB1の多い食品と組み合わせる

ビタミンB1を含む食品と組み合わせることで、アリシンとの関係について研究されているアリチアミンという成分が生成されることが知られています。豚肉はビタミンB1を多く含み、味の相性も良いため、組み合わせの一例として取り入れられています。

生と加熱を使い分ける

にんにくは生食と加熱調理では香りや食感だけでなく成分も変化します。風味や食べやすさに応じて使い分けるとよいでしょう。アリシンは熱によって変化しやすく、ビタミンB1も調理条件によって減少することがあります。すりおろしにんにくは香りが立ちやすいので薬味やソースの風味付けに向きます。一方みじん切りにして油で炒めて使用する場合は香りが食材全体に広がり刺激がやわらぎ食べやすくなるため、炒め物や煮込み料理に取り入れやすくなります。

にんにくの保存方法や期間

にんにくの保存方法や期間

丸ごと常温保存

ネットに入れ、風通しの良い冷暗所で吊るして保管すると2か月程度は保存が可能です。吊るすことができない場合はカゴやザルでの保管でも構いません。

皮をむいて冷蔵保存

皮をむいたにんにくはラップに包むか保存袋に入れて冷蔵保存がおすすめです。

「にんにくの栄養」についてよくある質問

「にんにくの栄養」についてよくある質問

ここまでにんにくについて紹介しました。ここでは「にんにくの栄養」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。

にんにくに含まれる栄養素を教えてください

流田 春菜(管理栄養士)

アリシン、ビタミンB1、カリウム、葉酸、食物繊維などが含まれています。
アリシン、ビタミンB1、カリウム、葉酸、食物繊維などが含まれています。

にんにくを毎日食べ続けるとどんな効果がありますか?

流田 春菜(管理栄養士)

にんにくを毎日食べることで特定の病気の予防・改善ができるわけではありません。さまざまな栄養素が含まれていますので、健康的な食生活をサポートする食品として適量摂取を心がけましょう。
にんにくを毎日食べることで特定の病気の予防・改善ができるわけではありません。さまざまな栄養素が含まれていますので、あくまで健康的な食生活をサポートする食品として、適量摂取を心がけましょう。

編集部まとめ

にんにくは、香りで料理のおいしさを引き立て、食欲が低下しているときでも食べやすく感じる場合があります。また、含まれる栄養素はエネルギー産生や体内のナトリウムバランスに関わっています。毎日の食生活ににんにくを取り入れてみてはいかがでしょうか。

「にんにく」と関連する病気

「にんにく」と関連する病気は3個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

内科・消化器内科系の病気

過敏性腸症候群

胃炎

逆流性食道炎

「にんにく」と関連する症状

「にんにく」と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

腹痛

下痢

お腹の張り

ガスがたまる

口臭・体臭の変化

胃もたれ

胸やけ

参考文献

食品成分データベース|文部科学省

日本食品標準成分表(八訂)増補2023年|文部科学省

カゴメVEGEDAY「ニンニク栄養!生と加熱で含有量は違うの?匂いを抑える方法も」

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。