ドーパミンの働き・役割

ドーパミンは、脳内で情報を伝える神経伝達物質で、意欲や快感、学習、運動の調節など多くの働きを担っています。私たちが物事に前向きに取り組み、行動を続けるうえで欠かせない重要な役割を持つ物質です。
意欲・やる気への働き
ドーパミンは、目標を達成したときやうれしい体験をしたときに働き、達成感や快感を与えます。この経験が「また頑張ろう」という意欲ややる気を生み出す原動力になります。
学習・記憶への働き
ドーパミンは、うまくいった行動やご褒美につながった行動を「よい結果」として脳に刻み込みます。これにより、同じ行動を繰り返しやすくなり、学習や習慣づくりを助けてくれます。
運動・身体の動きの調節
ドーパミンは、筋肉の動きや身体のバランスを滑らかに調整する働きがあります。歩く、手を動かすなどの日常的な動作をスムーズに行えるよう支えており、不足すると動きがぎこちなくなりやすくなります。
ドーパミンが多く分泌されるのは「カートに入れた時」と「買った時」どっち?

買い物について、「カートに入れた瞬間」と「実際に買った瞬間」のドーパミン量を直接比べた研究はありません。ただ、報酬への期待を扱った研究から、欲しい物を見つけて「もうすぐ手に入りそうだ」とワクワクしている段階で、脳の報酬系が強く反応しやすいことが分かっています。そのため、カートに入れて期待しているときにも、購入時と同じか、それ以上にドーパミンが働いている可能性があると考えられています。

