「タテ切り」と「輪切り」で効果が変わる!? ピーマン&パプリカの栄養を無駄にしないプロの調理ワザ

「タテ切り」と「輪切り」で効果が変わる!? ピーマン&パプリカの栄養を無駄にしないプロの調理ワザ

赤パプリカ1/2個で1日分のビタミンC! 加熱にも強い優秀な栄養素

 ビタミンCやβ-カロテンが豊富に含まれる夏野菜の代表格、ピーマンとパプリカ。実は切り方や調理法の工夫次第で、含まれる栄養素をより効率的に摂取できることをご存知でしょうか。今回は、栄養を逃さない切り方や効率的な調理法、鮮度の良いものの選び方、そして夏バテ予防にもぴったりなおすすめレシピについて、栄養士の野村ゆきさんが詳しく解説します。

 ピーマンやパプリカには、夏の紫外線ダメージを回復させるビタミンCが豊富に含まれています。特に赤・オレンジ・黄のパプリカは含有量が高く、赤パプリカ1個分(正味重量約150g)には約255mg、オレンジや黄パプリカ1個分には約225mgものビタミンCが含まれています。これはレモン1個分(果汁約100gで100mg)を大きく上回る数値です。

 パプリカをわずか1/2個食べるだけで、15歳以上の男女が1日に必要とするビタミンC推奨量(100mg)を十分に補うことができます。さらに、パプリカは繊維組織がしっかりしているため、加熱調理を行ってもビタミンCが壊れにくいという優れた特徴を持っています。

 中でも「赤色」のカラーピーマンやパプリカは、体内でビタミンAに変わるβ-カロテンや、抗酸化作用を持つビタミンEも他色より圧倒的に豊富です。これらは「脂溶性ビタミン」であるため、油を使った調理で体内への吸収率が大幅に向上します。

栄養を逃さない調理のコツ&夏バテ防止のおすすめレシピ2選

ピーマンとパプリカの栄養を効果的に摂(と)るための調理ポイントは、以下の5点です。

■赤色のパプリカ・ピーマンを必ず入れる(栄養価と彩りがアップします)
■油を使ってサッと加熱調理する(β-カロテンとビタミンEの吸収率を高めます)
■たんぱく質が豊富な肉と組み合わせる(ビタミンCがコラーゲン生成を促進します)
■鉄分の多い食材と組み合わせる(ビタミンCが鉄分の吸収をサポートします)
■繊維に沿った「タテ切り」にする(ビタミンCの流出を防ぎます)

これらのポイントを踏まえたおすすめのレシピを2つご紹介します。

肉とパプリカを組み合わせた彩り豊かな青椒肉絲
配信元: LASISA

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